4/1土曜日エイプリルフールは、日本の歴史を考える会で菊池一族の研究会。
9:00拙宅集合、R3、古賀IC、九州道、基山PA休憩、鳥栖JCT直進、菊水IC、セブンイレブン菊水インター店休憩、K16、R325、R387、菊池夢美術館。
4/1土曜日から5/7日曜日まで開催、菊池夢美術館で菊池一族まつり実行委員会主催の「菊池一族と延寿鍛治展の見学、近隣の菊池神社、菊池神社歴史館視察。
美術館と神社は隣接しており効率的なルートだった。
菊池観光物産館でお弁当を買って、店内で昼食。
T会長がアカスリを希望したが、菊池温泉と玉名温泉には該当の温泉施設が無かったので、最近の体調を考慮して帰還、宗像市王丸の温泉施設「ヤマツバサ」に予約を入れて帰還することにした。
帰りも同一ルート。
菊池一族は、大宰権師藤原隆家の孫藤原則隆が肥後に土着、藤原北家を自称したのが始まりのようで藤原則隆を初代とする。
鎌倉時代の承久の乱において、8代菊池隆能が後鳥羽上皇方についた。南朝系であり、明治維新の西郷隆盛の流れに通ずることになる。乱後、鎌倉幕府は鎮西探題を設置、西国の押さえとし、10代菊池武房は元寇での武勲があった。
室町時代、肥後国の阿蘇郡が阿蘇大宮司に掌握し、菊池氏の勢力は小国地方に浸透するにとどまった。1504年、22代菊池能運の代で滅亡した。
西郷隆盛は、この家系に繋がっている菊池一族の末裔である。
美術館では、この西郷隆盛の會孫西郷隆文氏の日置南洲釜特別展も同時開催されていた。西郷隆文氏は日本の陶芸家、日置南洲窯代表、鹿児島県薩摩焼協同組合理事長、西郷隆盛公奉賛会理事長。
今回の最大の目的である延寿鍛治展は、菊池一族のお抱え鍛治として繁栄した延寿鍛治の刀剣が展示されていた。
京都の「来」の流れを汲むのが「延寿」で玉名の地で栄えた日本刀「同田貫」に文化が受け継がれてきた。
菊池の刀「延寿刀」は寿が延びると書く事で縁起が良い刀として大名家の贈答品として多くの武士に愛されてきた。