今日8/27土曜日は、比較文明学会九州支部第58回研究会が九州大学芸術工学研究院大橋キャンパスで開催されました。
いつもは、西新の西南学院大学で開催されるのですが、他の学会のシンポジウムと重なってしまい今日は九州大学大橋キャンパスでした。西鉄大橋駅から徒歩5分と交通の利便性が良いところでした。
1つ目の報告は、九州大学大学院芸術工学研究院のK氏より「持続可能な近代化と風土適応型ライフスタイル」、中国とタイを中心にアジアの風土適応型ライフスタイルについて報告がありました。炭素に依存しない住居による近代化は可能か?と言う視点での報告でした。2つ目の報告は、九州大学法学部のW氏より「グローバル化する危険物・有害廃棄物と規制ルール 大量消費・大量廃棄文明の行方」、近代以降の資本主義における問題点を先進工業国と発展途上国の経済格差と環境規制の差異等国際的条約や各国内の法的側面から考察した現代グローバル経済の観点について発表されました。とても興味深い報告でした。
久しぶりに頭を使って新鮮な刺激を受けることが出来ました。
事務局会計担当に就任したので、支部会員増強による支部会計の健全化を皆さんにお願いしました。
研究会終了後、大橋駅の夢花で懇親会を開催しました。21名の参加が有って、参加者の自己紹介や各自の研究内容発表など大変有意義な研究会となりました。
途中、ある方から、40年前に工場で製造された水素を水素ステーションで充填する方式の水素自動車ではなくて、直接自動車のタンクに水を入れて自動車内で水素に変換して走行する方式の水素自動車が既に発明されていたけど、開発者が突然世の中から居なくなってしまう事件があったそうです。
1996年公開映画「チェーン・リアクション」主演キアヌ・リーブス、共演モーガン・フリーマン、この当時に既にこの問題を批判する映画が公開されていました。
石油の巨大利権の陰謀?石油産出国の困窮問題?工学技術者は何でも作れるのでしょうか?以前中国がレアアースの輸出禁止した際、日本はレアアース代替製品を完成させて中国にギャフンと言わせた事もありましたね〜
グローバル資本主義の中で本当のエコ経済を目指す事は命懸けですね〜
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九州大学芸術工学研究院3号館2階321号室