地震が起きてから10日。

この状況にただただ唖然とし、ブログを書こうとするも言葉が出てきませんでした。


その最中、福岡のおじいちゃんが危篤になり、福岡へ帰っていました。

おじいちゃんの最期には間に合わなかったけど、しっかりお別れしてきました。

背筋がしゃんとして、英国紳士雰囲気漂うおじいちゃん、さようなら。

天国で、愛する愛するおばあちゃんに会えているかな。




地震が起きた時、娘と病院にいました。


立っていられないくらいの揺れ。覚悟を決めた瞬間もありました。


病院を出ると、建物からたくさんの人が出てきていました。

信号も止まっています。ただ事ではない雰囲気。


家へ戻ってみると、ピアノは移動し、本や写真立てが割れて落ちていました。

電気も止まり、結局その日は21時半まで停電が続き、ろうそくをつけ、娘を抱っこして寒さをしのいでいました。

情報源はラジオ。まだ、この時まで東北の状況を目で見ていなくて、どんなにひどいことになっているのか、分かっていませんでした。テレビをつけた瞬間、凍りつきました。目の前の光景が何度見ても信じられませんでした。



こんな状況にならないと、「当たり前のこと」に気付けなかった自分が情けないです。

引き続き、自分にできること、微力ながら続けていきたいと思います。


小さな力も合わされば大きな力に。


一日でも早く平穏が、暖かい春が訪れますように。


心から祈ります。