「NO」と言える行政書士 | 実務直結!行政書士 開業準備 実践講座

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『そうだったのか!行政書士』『行政書士合格者のための開業準備実践講座』『行政書士のための遺言・相続実務家養成講座』他の著者・竹内豊が、失敗しないための開業準備について語ります。

午前中に『99日で受かる!行政書士最短合格術』の著者

遠田先生と出版社の編集部長と吉祥寺でミーティングをしてきました。

遠田先生のご著書が好評で、改訂版を出すことになったための企画会議でした。

「この本のおかげで合格しました!」といううれしい便りが出版社にいくつも届いているようです。

 

遠田先生は、先生が開業前に行政書士合格者のための開業準備実践講座

に参加いただいてからのお付き合いです。もう、かれこれ5年になります。

本を書いていただいたのも、この講座に参加いただいたことがきっかけでした。

現在は、入管を中心にご活躍されています。

 

行政書士の開業当初にまつわる出来事で話が盛り上がりました。

いくつも気づきがありましたが、その中でも印象的だったのが、

「NO」と言えることが開業のメルクマールだということで意見が一致したことです。

 

開業当初は、気負いもあって「できな」「知らない」「わからない」という言葉を恥と考える

風潮があるようです。実は、私もそうでした。

しかし、知ったかぶりで受任して、うまく行けば結果オーライでいいのですが、

中には業際問題に抵触したり、能力を上回る内容を受けてしまい、業務遅滞を発生させて

依頼者に大迷惑をかける事案が後を絶ちません。

 

一定以上の準備をした上で開業すれば、相談者の相談内容の難易度がある程度わかります。

そうすれば、自信を持って「できない」「知らない」「わからない」を言えます。

 

実務では、実は、「NO」という否定的な回答が重要なのです。

 

「NO」と言えるレベルの準備をすれば、業務を速やかに遂行し、同時に自分の身を守ることもできるのです。

 

さて、ミーティングの後に、東京入管に向かい、在留資格更新許可申請を行ってきました。

昼食抜きの強行軍でしたが、その甲斐あってすんなり業務は完了しました。

今から帰ります。

 

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