「相続に強い弁護士を紹介します」というホームページを見てみました。
フロントページに5人の弁護士が「人気ベスト5」という触れ込みで出てました(なんか安っぽいです)。
5人のうち4人が「初回無料」でした。
無料相談をする側の目的は「垣根を低くして、『見込み客』を集客する」ことにあります。一方、選ぶ側の中には「『ただ』にしないと、お客さんが来ない事務所なんだ(人気のない事務所に依頼はできない)」と思う人がいます。
実は、このような方が「優良顧客」なのです。
「無料だから、ここまでしか話しません」というのは、「豊富な知識」と「高度な話術」が必要です。そもそも職業倫理に反します。
私の経験上申し上げると、無料相談をした方が「有料」に転換する確率は1割程度です。
私の個人的な意見ですが、無料相談は行政書士会にお任せして、事務所は「やむを得ない場合」もしくは「戦略的無料相談」を除いて、避けるべきだと思います。
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