昨夜、飲み会で一緒になった弁護士から「行政書士は何人いるの?」と聞かれました。「4万2千人くらいですよ」と答えると、「そんなに少ないんだ。弁護士と同じくらいだね」とおっしゃってました。
「こんなに『たくさん』いるんだ」というリアクションを期待していた私にとって、意外な答えでした。
そこで、弁護士人口をネットで見ると、確かに急増してます。ひょっとしたら5年以内に行政書士を上回るかもしれません。
遺言・相続では、今まで見向きもしなかった「細かい」仕事もやり始めています。
また、許認可もすでに一部の弁護士は始めました。
まさに「街の弁護士」です。
もはや、「行政書士村」でぬくぬく仕事ができる時代ではありません。
そもそも、「相談者」は、「弁護士だから」「司法書士だから」「税理士だから」「行政書士だから」という発想で依頼をしません。
「きちんと仕事をしてくれる人」に依頼をします。
では、「大競争時代」を生き残るにはどうしたらよいのでしょうか。
「地道な勉強」とひとつひとつの依頼を「きちんと」こなしていくこと。そして市民から信頼を得ることに尽きます。
前回、ブログで「名刺」について書きましたが、相談を受けても、「それなりの」回答が即答できない業務を、名刺やホームページに記載していては、「お金と時間をかけて評判を落とす」ようなものです。
「マーケティング」を考えることも大切ですが、その前に『実務脳』を作りましょう。それがないと、一歩も先に進むことはできません。
なお、「入門書」をさらっと読んだり、「セミナー」を受けて「業務がわかった」と言うほど、この世界は甘くありません。念のため。
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