実務のセミナーに参加している方が大勢いるようです。
参加したかたに質問です。
受講する分野の勉強してから、参加してますか?
もし、実務でやるつもりの分野なら、専門分野の六法を買って読み込みましょう。
また、専門家の書いたコンメンタールも読みましょう。
「なぜ、この法律ができたのか」「なぜ、このような規制があるのか」と「なぜ」と問いかけて何度も読み返してください。あくまでも「専門書」です。行政書士が書いた「開業ノウハウ本」ではありません(このジャンルの本は、この本なりの役目があると思います)。
書式の書き方のような「テクニック」は、役所が懇切丁寧に教えてくれます。心配ありません。今からやることもありません。時間がもったいない。役所のリーフレットやホームページが一番優れています。
相談者は「書類の書き方教えてください」という質問しません。もっと法律の根本のことを質問してきます。
「なぜ、許可取れないんですか?」
「どうすれば許可取れるんですか?」
「何を、いつまでにやればいいんですか」
すべて「根本的」なことです。
今やるべきこと、それは実務対応の「実務脳」(c)を作ること。
相談者の「なぜ」に答えて、「相談者」を「依頼者」に変えて、依頼者をゴールに導くことができる能力を身に付けること。そして、感謝されて報酬を受けとることが出きる者。
それがプロフェッショナル。
そのためには実務脳が必要です。
セミナー講師の話に感心しているだけではお金と時間がもったいない(講師と知り合いになるのが目的なら、それでもいいですけどね)。
講師の話を批評できるくらいの頭を作って参加してください。
さて、私の昨夜のブログで講座の話を少ししました。ありがたいご意見も頂きました。
「遺言の普及」につながるものができるなら、検討したいと思います。
もう少し時間をください。
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