品川区議会建設委員会にて10月24日~26日の3日間、九州の4つの自治体に視察にうかがいました。

24日

<熊本県八代市>

・緑の回廊線(街路整備事業)について

自転車を都市交通手段の一つとして積極的に活用するため、工場専用の引き込み線跡地と用水路跡地を利用して、市の各施設を回廊的に結ぶ、自転車と歩行者の専用道路を整備


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25日

<福岡県太宰府市>

・景観と歴史のまちづくりについて 

「百年後も誇りに思える美しいまち・太宰府」を目指し、景観・市民遺産会議の開催による4件の市民遺産の誕生や市民が「身近にある残したい大事なもの」を「文化遺産情報」としてホームページで公開するなど、市民との協働による取り組みが印象に残りました。

・歴史と文化の環境税について

市内の一時有料駐車場の利用につき、環境税として車やバイク等の利用者に一定の負担(普通車:100円、大型バス:500円等)を求める取り組みで、市固有の歴史的文化遺産や観光資源等の保全・整備を図るために導入しており、使いみちはホームページで公開しているとの事。

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<福岡県大野城市>

・公園再整備のすすめ事業

市内140か所の公園、緑地等の約6割が整備後20年以上が経過し、老朽化している中、地域住民のニーズにあった公園づくりをめざし、発起人を中心に住民主導の公園再整備に取り組んでいる状況を伺いました。

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26日

<大分県大分市>

・住環境整備事業(密集市街地整備)について

市内2地区のうち、浜町・芦崎・新川地区の20.5haについて現状と課題を伺い、現地を視察しました。

同地区は、大分市の中心部から北に約1キロで、別府湾に面した恵まれた立地にあります。ところが、道路や公園などの公共施設が未整備のまま宅地化が進んだことで建物が密集し、建替えができないため老朽化が進み、地震による倒壊や火災の延焼などの危険度が高い地域になっています。

そこで、平成17年度から26年度まで、総事業費99.5億円をかけて都市計画道路、防災道路、生活道路、公園・広場などの整備事業が行われています。品川区にも荏原地区を中心に多くの密集住宅地があり、危険性が指摘されていますので、当事業を参考に品川の事業に生かしてまいります。

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