にぎわいの街、大津を目指して
16日は地域振興委員会に出席してきました。
竹内自転車店は、商工会議所に所属しており、
私は委員として出席させて頂きました。
大津市中心市街地活性化基本計画の
第一期計画の進捗及び、第二期計画の概要に
ついて会議が行われました。
■大津市中心市街地活性化基本計画とは
行政主導ではなく、各事業主体の参画により
中心市街地の活力を再生し大津市を
「暮らしと交流の創造都市」にする。
簡単に言いますと、
我々商店主が中心になって、大津市の資産を
上手に活かして、たくさんの人に、
大津に来てもらおうじゃないか!
という集まりです(^-^)
商工会議所 → 大津市 → 国
国から活性化の認定を受け、各事業を実行する
㈱まちづくり大津が設立され事業が行われています。
では、活性化計画を具体的に見てみましょう!
●中心市街地活性化の基本方針
・駅と港を結ぶ → にぎわい創出
・大津百町の再生 → 複合的都市機能の充実
・湖岸の活用 → 集客・交流機能の強化
●第一期で事業を進めた主な事業
【商店街、まちなかを活用した事業】
・登録有形文化財
・旧町名看板設置
・大津ジャズフェスティバル
・大津100円商店街
【琵琶湖岸を活用した事業】
・びわ湖大津秋の音楽祭
・滋賀B級グルメバトル
どうですか?実際に行われた事業には、
皆さんも参加されたり、ニュース等で
紹介された内容がたくさんありますね(^-^)
100円商店街は、3回開催され
参加店舗数は
130店 → 154店 → 165店
来街者数は
28,000人 → 27,000人 → 34,000人
と活性化に大きく貢献しました。
■第二期の活性化計画としては
●今後活用が望まれる資源、活用手法等
・都市計画道路の整備
・旧東海道及び沿道資源活用
・県庁周辺県有地活用
・湖岸エリアの連携(環境・文化・アート)
をいかに活用していくかです。
一期5年を振り返ると、
実績的には、事業立ち上げは進んだが
思ったほどの活性化は進んでいない。
宿泊客は少しずつ増えてきたけれど、
隣の京都に比べると、まだまだこんなもんじゃない。
■施設の組み合わせが大切
湖岸の来客 160万人/年 といわれていますが、
少なくとも京都の1割の集客は獲得したい。
(京都は、5,000万人/年なので、500万人/年)
京都に来られた方に少し足を伸ばしてもらう
というのも一つですし、
修学旅行生にきてもらうというのも、
大きな集客に繋がるでしょう。
それをするために、長い時間楽しんでもらうための
施設の組み合わせが必要です。
単体の観光スポットではなく、大津という括りで
施設を結びつける取り組みも必要です。
大津には素晴らしいスポットがあります。
比叡山、義仲寺、琵琶湖、そしてそのスポットに
イルミネーション、音楽会などのお祭りをくっつける
マッチングが大切だと思います。
今後の活性化計画にもある、ハコモノをどう扱うか?
廃止だけじゃなく、有効活用するための保守など
バランスが大変難しいと思います。
世のため、人のため、天に向かって真っ直ぐに、
雨が降ろうが、風が吹こうが、情熱の”しなり”で
へこたれない。
内に秘めた思いは、青竹のように。
竹内 もとじ