武家の古都、鎌倉 | 大津市議会議員 竹内もとじオフィシャルブログ Powered by Ameba

武家の古都、鎌倉

会派の視察で鎌倉市に行ってきました。



鎌倉市の観光の取り組みは、学ぶべきことがたくさんあります。


後で書きますが、観光による集客が多くなれば、それはそれで
様々な問題も出てきているようです。




■武家の古都、鎌倉



鎌倉では、市民と行政が一体となって世界遺産登録を目指す
啓発活動が進められています → 「武家の古都、鎌倉」



鎌倉は、日本における古代から中世への転換期において
源頼朝をリーダーとする武家が、日本で初めての武家政権を
樹立し、それまでの貴族支配に替わる武家の支配を築いた
場所です。



「武家の古都・鎌倉」は、日本国全体を武家が支配する
出発点となった場であり、新しい社会の仕組みと文化要素を
含む武家文化がここから生み出されたことを示しています。



「武家の古都・鎌倉」より
http://www.bukenokoto-kamakura.com/index.html



歴史的な街という点では、大津も同じです。


古都指定都市でいうと鎌倉市は3番目、大津市は10番目の
都市
になります。お互いに歴史上重要な街ですね。



「古都における歴史的風土の保存に関する特別措置法」
(昭和41 年1 月13 日)
第二条 この法律において「古都」とは、わが国往時の政治、
文化の中心等として歴史上重要な地位を有する京都市、奈良市、
鎌倉市及び政令で定めるその他の市町村をいう。




■観光客増加にともなう問題点



観光の特徴で言うと、鎌倉市は江ノ電を中心とした非常に狭い
エリアに様々な観光名称が点在しています。


ですので、江ノ電周辺には多くの観光客が来られます。



鎌倉の観光客数は、年間1900万人と言われています。


多くの観光客が来られるわりには、宿泊客が少ないそうです。


今後このあたりの取り組みも課題になってきます。


課題でいうと、観光客が増えるのは大変素晴らしいのですが、
鎌倉市内の交通渋滞が問題になってきていると伺いました。


日帰り客が多いということも要因の一つだと思います。


対策として、パーク&ライドの実施・拡充、公共交通の
利便性を向上させる取り組みなどを考えておられました。



パーク&ライド
自宅から自家用車で最寄りの駅または バス停まで行き、
車を駐車させた後、バスや鉄道等の公共交通機関を利用して
都心部 の目的地に向かうシステム




■古都、大津



我が大津にも、京阪電車があります。


鎌倉市と同様に古都指定も受けています。



鎌倉市との違いでみると、観光地が広く点在していて
エリアに集中させることが現在では難しいということ。


分散されることにより、大津市ならでは!という売り
が弱い。



ひいては、京都や奈良を上回るインパクトに
かけるという所ではないでしょうか?



大津のテーマを一つに絞って、各観光地に共有させる
部分を持たせ、アピールを一本化するということが
大切なのだと思います。



少しずつですが、取り組んでいきますので
皆様、是非、大津にいらして下さい(^^)v








  世のため、人のため、天に向かって真っ直ぐに、

  雨が降ろうが、風が吹こうが、情熱の”しなり”で
  へこたれない。

  内に秘めた思いは、青竹のように。

                             竹内 もとじ