備えあれば、憂いなし
■膳所学区自主防災会
昨年も参加させて頂きましたが、今年ももちろん
参加させて頂きました。
自然の猛威を見せつけられた、東日本大震災、
台風12号、そして近畿圏でも甚大な被害が
あった台風15号。
自然は、いつ何時再びの猛威をふるってくるか
わかりません。
いつでも、過去に起きた出来事を忘れずに、
準備しておきたいものです。
■現実(実生活)に近い状態での訓練
練習でできなければ、本番では絶対できません。
当たり前です。
ですから、訓練が必要なのです。
でも、形だけの訓練ではダメですよね?
参加者には、障がい者を車椅子に乗せて訓練に
参加された方、昨年とは違う道順で参加された方など、
(現実に起こりうる可能性を想定された上での参加)
例年に無く防災意識の高い参加者が多かったように思います。
■災害の想定
午前9時:
「琵琶湖湖西断層に地殻のズレに伴う大地震が
発生し、膳所学区で震度五強を観測した!」
なんとも恐ろしい想定です…
◇防災訓練
◇消化訓練
◇応急手当、搬送訓練
◇煙霧訓練
◇防災資機材使用学習
◇土嚢袋作成訓練
◇炊き出し訓練
の手順で行われました。
●防災訓練
9時過ぎに町内第一避難所に集合、町内の方の安否
確認、被害状況の報告確認 避難場所である膳所城
跡公園まで歩いて非難。
常日頃の町内のコミュニケーションが本当に大切です
●消化訓練
消化ホースを持ったことのない方がほとんどだと
思いますが、もの凄い水圧です。しっかり握って
いないと、ホースの制御が効きません!
●応急手当、搬送訓練
搬送訓練で初めて知りました。毛布や家庭にある
大きめの布で、応急の担架を作ることができるのです。
(また機会があれば、お教えします)
人間の知恵は素晴らしいですね!
●煙霧訓練
ステージの裏側を利用して行われました。
短い距離での練習でしたが、視界が悪く本当に歩き
にくいです。煙の上昇する速さは秒速5m前後と
言われ(走る速度の約3倍) 出火し煙が立ち込め
たら、とにかく姿勢を低くして素早く非難すること
を忘れないで下さい。
●防災資機材使用学習
膳所市民センターにある防災倉庫においてある機材の
説明を 受けました。
実際の機材を前にすると、知らないことが多いのに
本当にビックリしました。
(勉強不足に反省です)
●土嚢袋作成訓練
低地への浸水などを防ぐために土嚢袋を作るの
ですが、 用意して頂いた砂では比較的簡単に
作れましたが、 適当な砂が無ければ、大変だ
ろうなと思いました。
(泥、雨なら水分を含んだ砂?)
●炊き出し訓練
ビニールの袋に米をいれ、湯につけるだけでご飯が
できます。
大変おいしかったです。
最も大切なものが、食べ物です。
こういった訓練で、どういうものか?を知っている
だけで 災害時の動きが全く変わってきます。
■明日は私達の町に起こるかも知れない
この日指導にあたって頂いた南消防署の職員の皆さん
また地元膳所分団の皆さん、防災の役員さん。
皆様のご協力に心から感謝致します!
ありがとうございました。
… 皆さんにとって、「安全」は当たり前になっていない
でしょうか?
災害は特定の場所に起こるのではなく、いつ我々の前に
訪れるか全くわかりません。
ブログをご覧頂いている皆さん!
機会があれば、防災訓練に積極的に参加し、
経験して下さい!
常に意識して、できる限りの準備をしていきましょうね。
感謝
世のため、人のため、天に向かって真っ直ぐに、
雨が降ろうが、風が吹こうが、情熱の”しなり”で
へこたれない。
内に秘めた思いは、青竹のように。
竹内 もとじ