ステキなお宿で考える「温故知新」

みなさまコンニチワ。
秋もすっかり深まった今日この頃

タケウチは紅葉にはちょっと早い10月中旬、友人一同がそろって登山にいってきました。
といってもタケウチは風邪でダウンしてしまい、山には登らず病院にいっていたわけですが・・・


しかし、その日のお宿がとてもステキなところでした!
(この宿に泊まりたいがために、風邪を圧して出かけたと言っても過言ではありません!)
↓山梨県韮崎市にあるゲストハウス、「空穂宿(くぼしゅく)」 です。

ぼろぼろだった古民家を現オーナー夫婦が改修されたそうで、いまはとってもステキなゲストハウスです!
↓玄関前にはなんだか懐かしい感じの水場が!

(こういうの、おばあちゃんちにもあったなあ・・・)
↓お宿の前に広がるのは畑!手前にあるのがお宿の菜園です☆

あ~な~んか、空気がやさしくて、あたたかいです・・・
帰りたくなくなっちゃう・・・
↓お宿の中には「囲炉裏」があります!

ここはお客さんが集うだんらんの場。
この日はちょっと寒かったのですが、囲炉裏で静かに燃える炭火がとってもあったかくて・・・

なんだかしあわせでした

↓朝は囲炉裏を囲んでみんなで朝ごはんをいただきました。

畑でとれた新鮮なお野菜たち

こころに染みる味・・・
↓お宿の中も、オシャレなグッズと昔ながらのグッズが共存して、なんともステキな空間!

↓もう使われなくなったであろうラジオ(?)
今では手のひらサイズの携帯でもラジオが聞けるなんて、うそみたいです。

↓ところでこの袋、何に使うものかわかりますか?

丈夫な帆布でできています。
底には金具も打ってあり、けっこう重いものが入っていたみたい・・・?
このサイズはもしかして・・・??
そう、実はこれ、「通い袋」 といって中に一升瓶が入るのです。
これをもって酒屋さんやお醤油屋さんに行き、中身を詰めてもらうのです。
そのための通い袋。
「エコバック」をもってスーパーに行き、ペットボトル入りの醤油を買い、無くなったら捨てて、またペットボトルを買い・・・・なんてサイクルよりも、ずーーっとずーーーっとエコロジーですよね。
今はもう廃れてしまった習慣かもしれないですが、なんかステキです。袋のデザインもカッコイイです。
ここのお宿のご主人(みんなにオジィと呼ばれてます。まだお若いのに)は、大工さんでもあり、一緒に言った友人(建築関係の職業)と「左官」の話で盛り上がっていました。
聞けば、住宅ひとつをとっても、ニセモノばかりが出回ってしまっているとのこと。
ホンモノは隅っこに追いやられるばかりです。
「儲かれば、それでいいのか??」って、考えてしまいました。
でも、儲からなければ、すなわち需要がなければ、どんな優れた伝統でも廃れていってしまうのも事実です。
「温故知新」 という言葉がありますが、まさに今、真剣に、昔からこの日本に脈々と受け継がれていていたものを、ひとつひとつ、見つめなおさなければいけない、と思います。

やさしくて、あたたかくて、カッコよくて、ステキな日本を思い出させてくれる、とってもステキなお宿でした。
ぜひまた、みんなで泊まりにいきたいです。






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