ゴミについて真剣に考える | 環境ビジネスナナメ読み タケウチブログ

ゴミについて真剣に考える

みなさまコンバンワ星
タケウチです。

いつも、環境リスク.com をご覧いただき、ありがとうございます(・ω・)/

すっかり秋になりましたね~。午後5時半で外はもう真っ暗・・・

そんな秋の夜長、タケウチはいろいろと調べ物をしておりました。

「廃棄物処理法」についてです。

(正確には、「廃棄物の処理および清掃に関する法律」といいいます)

普段、何気なくすてている、そのゴミ

どこで、誰が捨てた、何のゴミかによって、誰が処理責任を負うのか変わってくるのです。

簡単にいえば、家庭から出るゴミは「一般廃棄物(一廃と略します)」、ビジネスの中ででるゴミは「産業廃棄物(産廃と略します)」に分類されているのです。

一般廃棄物は市町村が、産業廃棄物はそのビジネスを行っている企業が、処理責任を負います。

普段、ごみ収集日には気をつけているかもしれませんが、誰がどうやって処理しているかは、あまり気にしていないですよね。

廃棄物処理法では、「排出者責任」がうたわれています。つまり、ゴミを出す人が、処理まできちんと責任をもちなさいよ、ということです。

産業廃棄物の場合は、そのゴミを出す企業が、最後まで責任をとらなくてはいけません。

一般廃棄物の場合はどうでしょうか?

じつは、私たち一般ピーポーも、分別やゴミを減らすなどによって、ゴミの適正処理に協力することが法律でうたわれているのです。

・・・恥ずかしながら、タケウチも知りませんでした・・・


処理責任が市町村にあるということは、そうです、税金でその処理コストをまかなっているのです。

ゴミが増えれば、その分処理費用がかかりますし、ゴミがきちんと分別されていなければ、処理していただいている方の手間も増えてしまいますし、最悪の場合、事故につながります。

(実際、スプレー缶などが原因でごみ収集車が爆発したという事故もあるのです・・・!!)


私たちが、ゴミを近所のゴミ捨て場に持っていくだけで済んでいるのは、他の方がそれ以降の処理を請け負ってくれているからです。

ゴミについて知れば知るほど、もっとゴミについて真剣に考えるべきなんじゃないかな、と思いました。


そんなことを考える秋の夜長です。