上の日経エンタ記事から銀魂についての記事を抜粋して掲載
※画像、内容の転載はお控えください
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★ジャンプアニメの人気作①(※②は黒子)

・"ライブ感"を尊重した笑いでテレビならではの面白さを追求
アニメ化4年目にして、発の劇場版アニメ『劇場版 銀魂 新訳紅桜篇』が興行収入10億円超を記録した『銀魂』。10月からテレビアニメが放送再開、来年には劇場版第2作目が公開される。
当初ゴールデンタイムでの放送だったテレビは、放送コードギリギリとも思える攻めた内容で夕方の時間帯へ移動。たが、『銀魂』の制作スタッフはそんな"大人の事情"も、自虐ネタにして作品に取り入れる。名作アニメや芸能のパロディネタなど、旬の話題を盛り込んだ内容は、まさにバラエティ番組のよう。そのままDVD化できないこともあるほどだ。
藤田陽一監督は、『リアルタイムで見るから味わえるライブ感を大切にしたい』と強調する。原作に忠実に、ときにはより過激に笑いを取りにいく制作スタッフの姿勢を評価するファンも少なくない。
監督にとって、『銀魂』の最大の魅力は、主人公・銀時たちとの"会話の妙"。一般的な30分アニメのシナリオの1.2倍ほどのテキストが詰め込まれた会話の応酬を、声優全員が同時にブースに入り演技することもある。芝居に入り過ぎて絵と音声が合わなくなっても、芝居を生かすために、絵を修正することもあるという。
劇場版第1作目は、既にテレビで放映した紅桜篇に新たな解釈を加えて再構成、銀時ら主人公グループと高杉晋助、妖刀・紅桜を巡る死闘を描いた。
「アクションはテレビ版よりも手をかけたが、基本的にはテレビも映画も同じ。フォーマットに合わせて一番面白いことをやるだけ」
劇場版では冒頭で配給会社のオープニングロゴを何度でもやり直すなど、映画ならではの遊び心も盛り込まれているが、興収10億円超は想定外だったと明かす。来年公開される2作目は、原作者空知英秋による全編描き下ろし。前作以上の盛り上がりは必至だ。
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