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★【新潟2歳S】ジャスタウェイ、さらに上昇

重賞ダブル制覇を目指して坂路を駆け上がったマコトリヴァーサル(右)とジャスタウェイ=栗東トレセン(撮影・石湯恒介)
「新潟2歳S・G3」(4日、新潟)
重賞ダブル獲りへ迫力満点の併せ馬だ。東西トレセンで最終追い切りが8月31日、行われ、新潟でタイトル獲得を狙うジャスタウェイが上昇を誇示した。先週は後れを取った小倉2歳王者を目指す僚馬マコトリヴァーサルに栗東坂路で並入。またがった福永も成長ぶりを実感する。
パワーアップした姿を見せた。ジャスタウェイは栗東坂路で併せ馬。先行する形でスタートすると、福永を背に馬場の中央で気持ち良さそうに風を切る。軽快なフットワークで加速し、最後までしっかりした脚取り。4F53秒4‐38秒7‐12秒5で、先週は2馬身半遅れた僚馬に並入した。
「相手の方が走ると思ったので先行した。やり過ぎないように考えて、テンはゆっくり入ったんだけど、内容的にバッチリやね。以前より力強さが増してきている。いい筋肉がついているね」と鞍上は成長を感じ取る。須貝師も「坂路で動かない馬だったんだけど、だいぶ力がついてきたね」と満足感をにじませた。
唯一の不安材料はキャリア。ユーイチも「前走はスローのヨーイドンでもまれる競馬をしていない。そのへんが不確定要素」と挙げる。ただ、新馬戦の上がり3Fは33秒3。5馬身差の圧勝劇は並の馬にできる芸当ではない。「抜け出しても遊ばなかった。期待通り走ってくれたからね」と前走の再現を狙っている。
オーナーの“夢”もかかる。大和屋暁氏はアニメ『銀魂』などで知られる人気脚本家。
馬名はそのなかに出てくる武器が由来だ。大の競馬好きで馬主免許を取得。所有馬の初出走初Vを達成し、勢いでタイトルを見据える。
「その武器が重賞でどこまで通用するか。オーナーのためにも勝ちたいね」と師も力が入る。
夢はクラシックへつながっていく。「昨年は新馬勝ちが4頭いたが、クラシックにつなげられなかった。何としてもいい結果で来年にという考えがある」と言い切った。
“忘れ物”を取りにいくためにも、越後路で輝く未来への扉を開く。
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大和屋さん(笑)
とりあえずジャスタウェイ頑張れ☆
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