東京電力からのお知らせです
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★東電 計画停電を原則行わず
東京電力は、電力需要を抑えるために先月１４日から実施していた計画停電を、今後、原則として行わないことを発表しました。
東京電力によりますと、震災による企業の生産活動の停滞や節電の取り組みなどを受けて、最近のピーク時の電力需要は、前の年を２０％下回っているうえ、気温が次第に上昇しているため、当面、電力需要は減少することが見込まれるとしています。
一方、電力の供給力は、火力発電所の復旧などによって、３９００万キロワットから４２００万キロワット程度の水準を確保できる見通しのため、一定の余裕を持って電力を供給できるとしています。
このため東京電力では、記者会見で、計画停電を今後、原則として実施しないと発表しました。
ただ、天候の急激な変化や発電設備のトラブルなどで需給状況がひっ迫する場合は、やむをえず計画停電を実施することもありうるとしています。
さらに、夏には大幅な電力不足が予想されるとして、電力の供給力の増強などに取り組むとしたうえで、節電への協力を引き続き呼びかけています。
ところで、東京電力は、これまでの計画停電で停電した地域の電気料金を割引することになりました。このうち、一般の家庭で１日に１時間以上停電した場合、１日ごとに８１９円の基本料金の４％に当たる３２．７６円を割引するとしており、５月分の電気料金の請求以降、精算手続きを行うということです。
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