これまで、店舗のみで主屋は、風車や唐人凧の体験教室で、年数回使用する程度でした。

 江戸時代に建てられ、明治初期の火事により一部が建て替えられたそうです。
ここの主屋を利用して、古民家カフェ、イベントスペースを展開していきたいと思います。
ただ、かなり痛んでいて莫大な修復費用が予想されます。

 

店を抜けると庭と、縁側があります。

縁側の扉を50年くらい開けた事がないそうで、開けようとしたら、もう開きませんでした。

 

この扉をまた、開くようにしたいと思います。

開いて、庭を利用してイベントしたり、大内宿のように縁側での物品販売をしたりできるようにしたいです。

このまま利用は、古すぎて難しいらしい

手前の凹んだ部分の戸袋に7枚の戸が全て収納できるようになっています

 

一番上のガラスだけで、取り替えてしまったけど、昔の貴重な手吹きのレトロガラスのようです

すべて新しく、同じように直すと戸だけでも100万円以上になるらしく(こだわるとそれ以上)、かなり難しいらしいですが、この古いまま活かしたいので、修復していけたら、と思っています

が、今のところ実際やってみないとわからない状態です

資金がないので、サッシを利用することになるかもしれません




廊下は、巾171㎝の広い廊下です。

品物の移動をする為の座敷蔵の床の修復が遅れていて、まだ片付けられずにいますが部屋が3つあります

どの部屋もかなりの修復が必要になります。

痛んだ部分の床や壁を張り替えて、畳も新しくしたいと思います。

8畳と10畳の部屋ですが1畳が91㎝×182㎝の大きな畳です

江戸時代の古民家のイメージをできるだけ残す為に最低限の修復を考えています。

神棚や仏壇も当時のままのものなので、そのままの形で活かしたいと思います。

後は、テナントで借りてくださるかたと相談したいと思います。




床の間にある襖が江戸時代の会津の武士、武井柯亭の書が書かれていました。

こちらも残したいと思いますが、修復にはこちらも相当な金額になるそうです。

紙が貴重だったの時代のものなので、間に古文書が使われています。

廊下の奥にかまど、食器棚も残されています。

食器棚も当時のままです

井戸は、昭和の後期に直しましたが、残っています


 さらに問題は、北の縁側

主屋の奥になりますが、写真でもわかるようにかなり斜めに傾いています。

戸もかなり痛んでいるため、この北の縁側のとなりの勝手部屋は、相当な修復が必要かと、思われます。

 




土間とお菓子教室(厨房)

今後、テイクアウトできるように窓を大きく、和風にしています。