高松・石清尾山(いわせおやま)1
私の山歩きのホームグラウンドは、高松の石清尾山です。
峰山といった方が、なじみのある方も多いかもしれません。峰山公園の展望台があるのが、石清尾山の山頂です。
私は高松市の西宝町に住んでいるので、家の裏山が石清尾山となります。家の近くにある克軍寺の東側に、いつも利用している登山口があるのですが、今日は少し違うルートで行こうと思い、蜂穴神社の本殿から出発するルートを歩きました。ちなみに、蜂穴神社には、全国でも唯一といわれる毛髪を授けてくれる祠があります。本当に高松はおもしろいところです。
市街地からすぐのルートですが、山にはいると少しだけ涼しいです。少し歩くと、特養老人ホームの敷地に入り、そこからさらに、石清尾山の登山道があります。
早朝は結構人がいるルートですが、日中は静かな山行が楽しめます。
歩き始めてすぐに、大きな岩やむき出しの岩肌に出会います。この山が岩山であることを気づかされます。
地質学的には、屋島や五色台と同じような成り立ちだそうで、きれいな音こそ鳴りませんが、サヌカイトのように見える石もあります。
特養ホームのわきから登りはじめて5分もたたないうちに、少し開けたところに出られます。ここからの景色はなかなかです。
さらに進んでいきます。登山道自体は、よく整備されていて、非常に歩きやすいです。
しばらく歩くと、分岐があります。多くの人は、矢印が示している方へ行きます。そちらの方が景色がよく、また荒々しい岩も見られておもしろいコースではあります。そして、どちらかというとそのコースの方が登り一辺倒のコースなので、トレーニング用にも優れています。
私も、この矢印のコースに行くことが多いのですが、今日はのんびり歩きたい気分なので、矢印が指していない方向(来た道から見てまっすぐ)進むことにします。
こちらのコースは、景色はあまり見られませんが、森林浴を楽しんだり、静かな山行を望む方には格好のコースだと思います。コース的には、石清尾山の中腹をぐるっとトラバースする形になりますので、アップダウンが比較的少なく、また木陰が多いので、矢印通りのルートに比べると、夏でも登りやすいです。
→石清尾山2に続く