「購買改革による財政再建」
を第一の政策に掲げ、
『確かな財源を確保する施策』として
私が今まで提案してきたのは

・取引する業者を変更する
・業者との取引条件を変更する
いずれも、支出を減らして
歳費を節約しつつ、取引の品質は下げない

・取引する業者への支払い方法(振り込み、カード払い等)
を変更する
同じ金額を支払うにも、銀行振り込みではなく
法人型カード払いにすれば
ポイント相当のキャッシュバック(現金収入)
を得ることができる

・取引する業者への支払い条件(支払いサイト)
を変更する
キャッシュフローを改善する。
(※ただし支払いサイトの変更には現行法の改正が必要)

というものでした。
ここに新しく「ソフトウェアによる制御」
を追加します。

例えば、職場での印刷です。
これまでコスト削減施策として、
多くの職場で コピー用紙がよく取り上げられました。
コピーのルールを変えたり、
印刷機や付属品の購入先を変えたり
といったようなことです。

しかし最近では印刷そのもののコストを下げる方法が
新しく登場しました。

それが、ソフトウェアです。

このソフトをパソコンにインストールするだけで
印刷に使用するトナー量を設定した率で
抑えることができるのです。
例えば今まで使っていたトナー量が100だったとして
それを90にするとか80にするとか。

職場内での利用に限定すれば、
薄すぎることもないので非常に効率的です。
※リース式複合機を導入している職場は
トナー代がリース料に含まれるので不向きです。

この様に、コスト削減手法は
それぞれの働き方にあった最適なものを
十分検証することで最大の価値を引き出します。


さて、トナー量を制御するソフトウェアだけでなく
様々な領域でコスト削減が可能なソフトが
次々と開発されています。

これからの時代は、物質的なコスト削減と並行して
ソフトの制御によるコスト削減手法も
新しい発想として十分検討の余地があります。


特急券利用の抑制電話回線数の削減といった、
目先のそぎ落としに近いコスト削減は
従業員の利便性を犠牲にするという痛みを
多少なりとも伴います。
一瞬、効果があるように見えても長続きはしません。
ソフトの制御はその点、無意識に削減が進むので
持続性が期待できます。

再建した財政を継続していくこと。
市民サービスが継続的に提供できる組織にすること。
私の最終ゴールはこれです。

購買改革を、私はこれからも提唱し続けます!