無事房総半島から帰りました。





宿泊先は図書室、談話室も充実。

チェスもできます。




色々な短いプログラムでしたが

特に興味深い内容は

「女性がCEOの生活経営」

でした。


「生活経営」

とは、家庭内での生活を最大限に

効率的に運営するために

「正しいリソースの配分」

を考えることです。


リソースとはヒト・モノ・カネ・情報。

つまり企業経営と同様に

マネジメントの視点から生活を捉えるのです。


家庭も一種の組織であり

重要な判断を行うCEO(最高経営責任者)

が必要です。

※日本の場合、独身・既婚を問わずCEOが女性であることが多いです。


組織運営の方針を決定し

リソースの配分を行うことは最も困難であるゆえに

その決断は最大のストレスとなります。


「日本のお母さん」

のある種の象徴は仕事も家事も

子育ても頑張る働き者です。


しかし仕事ができるゆえに

家事もしっかりこなしてしまい

できる女性たちにすらも大きなため息を

つかせてしまう構造的な問題が

日本社会にあるのではないか。


そのような中で、異業種の人間が集まり

「生活経営」

について自由に話し合い、問題を分析し

対処法を発表し合うこと。

これは極めて重要です。


仕事の知恵を家庭に活かす、

専門家の知恵を買う、

成功例、失敗例を共有する・・・

これらの知恵を総動員して

重い重力場の家庭が軽やかになれば、

そしてその知恵はきっと今度は

各自の仕事の現場にも還流されていきます。



知恵をつなぐ、という意味を

肌で感じることができました。


私は今後「自治体経営」に

この知恵をつないでいきます。