先週末の2日間、リーダーシップ研修の
ブートキャンプに参加していました。


宿泊設備を兼ねた研修所に泊まり込み、
研修に集中するプログラムです。

研修中は携帯電話やパソコンによる外部との通信はできません。

多くの民間企業で行われている手法で、集中英語講義
経営者研修のプログラムに用いられます。

私は問題解決能力を鍛える目的で参加しました。


研修の概要は以下の通りです。


・外部と遮断された中で初対面のメンバーとチームを組む。
・研修場所は他県の深い山の中で、全員で決めた目標
地点を目指す。
・リーダー役は交替する。
・リーダーが天候状態やメンバーの体調を考慮しながら
休憩をとるタイミングやベストな道のりを決める。
・自分の判断ミスで全員リタイアするか目標地点に到達
するかが決まる。


以上のような心身ともに厳しいストレス環境下に身を置くと
自分の能力の足りないところを目の当たりにします。
情けなくもなり、怒りを覚えることもありました。


このようにストレスが高いときこそ人間の本性が現れます。
しかしこの極限のストレス状態で
私がどういう行動をしたかは、当然ながら
後々までメンバーの記憶に残るのです。




2日間でしたが、このプログラムを終えて
くっきり見えた真実があります。


それは、自分が進歩するためには
常に新しい環境(異なる環境ともいえます)に
身を置いて、目標を意識した行動をとることの大切さです。
前職の経験にも通じます。

自分が慣れた環境にいる間はほとんど成長できません。
不慣れな環境はある意味ストレス性も高いですが
良い意味での緊張状態をつくることで、
前に進むためにはいつまでに何をするべきか
論理的に考えることにつながります。



真のリーダーを目指して、これからも
前進あるのみです。