肺マックになぜ罹ってしまうのか? | 非結核性抗酸菌症を考える

非結核性抗酸菌症を考える

あっころと申します
2018年5月の健康診断で肺の結節影を指摘されました。
現在、非結核性抗酸菌症疑いで経過観察中です。
今後の治療や今できる健康対策など書いていきます。

肺マック症にかかりやすい特徴というのがあるのだとか

https://pulmonary.exblog.jp/20745583/

 

身体的には中高年女性であるとか

高身長だとか、痩せている

側弯症や漏斗胸など胸に変形が見られるタイプも多いのだそう

 

中葉舌区と呼ばれる(多分)みぞおち付近は気管支の管が分かれる場所で

リンパ節なんかもあって入り組んでいるので肺に痰とか分泌物が

たまりやすい弱い部分になります。

だから慢性的に炎症ができやすい。

そこに持って乳房が有ったりちょっと体格が基準から外れると

より痰などが出しにくく菌の温床の絶好な場になってしまいます。

 

また閉経などで性ホルモンが減ると菌をやっつけるべき攻撃隊マクロファージが

弱体して菌が活発化するというのもあるようです。

 

年齢を重ねると免疫老化が起こって菌を殺す免疫力は衰え

アレルギーなど自分を攻撃しちゃう自己免疫の反応は活発化しちゃうそうです。

だから年とともに病気が増えていくんですが・・・

 

ただ、そんな女性たくさんいるわけで

なぜその中でマックに罹ってしまうかというと理由は今だはっきりとわかっていないそうですが

 

病気に罹ってしまうのはその人の感染防御体制のバランスの不備や

その人の免疫力の弱さ自己免疫の混乱などを突かれてしまったという事実は

発表されていませんが肺マック症の人が

リウマチやクローン病、糖尿病、併せ持つと良く聞きます。

これも自己免疫の過剰反応

を起こす体質がなんとなくあるんじゃないかということを匂わせています。

 

追記

インターロイキン-12(IL - 12)およびインターフェロン - ガンマ(INF -γ)は、

NTMに対する宿主防御応答の重要な要素である。 

これらの経路に欠陥があると、NTM感染に対する感受性が高まります( 49 )。 

IFN-γ受容体の異常は、個体におけるNTM感染および疾患の

家族性クラスタリングの両方に関連して記載されている( 15 )。 

しかしながら、エアロゾル化IFN -γによる治療は臨床的に価値がない。

 

↑はアメリカのNTMの記事から拾ってきました。

https://translate.google.com/translate?hl=ja&sl=en&u=https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3949190/&prev=search

免疫の調整を図るところがマック患者は弱いと書かれていました。

 

 

あと患者さん同士の会話を聞いていて「ほぉ~」と思ったんですが

性格的にマグロタイプ、活動的でじっとしていられない

限界まで頑張っちゃうという人が多くいらっしゃるように感じます。

自分の免疫力を上回る活動というのも免疫力を疲れさせちゃう一端に

なるのかもしれませんね。

 

取りあえず痩せの人は少し体重増やすのが良いようです。

栄養が免疫力も作ってくれますね。

一病息災、できるだけゆったりしましょう。