昨日も書きましたように、私この都内の某お嬢さん大学を卒業する女子大生なんです。


4年間、勉強はまあそこそこに・・・ダンスの部活にどっぷりハマってのんびりと暮してました。

ダンスっても普通思いつかないであろう社交ダンス(競技ダンス)なんですがね。

今思うと、2009年はめっちゃ暇なようでめっちゃ忙しかったな。

長期の就職試験に短期の就職活動、バイトの掛け持ち、後輩の部活指導、ダンス、彼氏の就職1年目のサポート・・・

学校はほとんど行かないけど、じっとしていることが嫌いな私は毎日めまぐるしく活動走る人

そんな時期にびっくりの入院ケテーイでした。



出発点~入院がきまるまで


そもそもこの病気との出発点は、

2009年の8月の月曜日・・・

高校の時の親友あーやん久しぶりにランチの日Wハート

新宿に13時待ち合わせ~まだあと2時間ある、とリビングで寝っ転がっていたみい


とその時。ずんどこ。ずんずんどこ。。


はらがいたい。


立てないほどの腹痛は初めて。

腹・・・というよりむしろ左の下腹。場所的に卵巣??

と悟ったのですが、とりあえず近くの町医者先生のところへ。


リラックマお酒の飲みすぎですか?


という質問は却下され、やはり場所は卵巣なので内科の彼には「専門外」といわれ、帰宅。

三日ほど痛みが続くものの、日に日に痛みは縮小。ただの腹痛ではないな、とまた悟る。

「子供できちゃった~」みたいなことになっても困るし、大事をとって婦人科に。

時間もとれないし週末は医者が休みなので週あけ、20歳のとき検診のために通った産婦人科へ。


検査には結果まで一週間かかるらしく、また来週。

そして検査の翌週。



マイメロなんかあるね~紹介状書くから大学病院いってみて?


えっまじ??”なんか”ってなにがあるの?

三日後に大学病院の外来で超音波検査を受け、”なんか”影があるのが分かる。チョコレートのう腫かな?



経過観察という名の放置プレイ。。。

ちょっと放置で大丈夫なの~~~??   いらっむかっ



本人もその後まったく痛くなかったから忘れるくらいだったんだけど~

次第に大きくなってしまった影

だんだん大きくなる影


最初に痛みを感じてから、約2ヶ月後。


ドラえもんこのまま大きくなると困るから、入院してカテーテルによる手術をしましょう

それは本当ですか・・・        いらいらっむかっむかっ


じゃあ早く言えっつ~の   



と叫びたいが、自分もすっかり良くなったと勘違いしていたため沈黙。

だって痛くなかったし、卵巣腫れてたってわかんないしっ!!

ベッドの数が足りないため、入院日は決まりうちに次第電話がかかるとのこと。


1か月かかってもなかなかかかってこない・・・ 

もう11月も終わるころ。12月・・・      いらいらいらっむかっむかっむかっ


一応電話で聞いてみると、今病棟の担当医がいないからわからないらしい。

数回電話し、年明けになると就職やら友達の結婚式やらで忙しいと状況を説明し、はやくしろ~とまくしたてた。

最初の受付の女性はすべてが事務的で話が通じなかったが、担当医と名乗る男性は良心的で優しかった。


結果、年内はいっぱいだが1月のお正月明けであれば入院できるだろうとのこと。

ここまでしつこく電話してくる患者は面倒だったのだろう。笑


いや、わかるけどね・・・大学病院がめっっちゃいそがしいってことくらいあせる





大学病院の、事務的対応とたらい回しの現実と病床の少なさを実感した2009年の年末であった。

ブログめました。みいですドキドキ

もう日付け変更線をとっくにまたいじゃったけど、昨日は私の彼氏そー様しっぽフリフリの誕生日音譜

この日にブログ開始ってのはあんまし関係ないけどー(〃∇〃)

こいつの話はおいおい、はなしますんで。



まずは自己紹介でもしてみましょうか。


みいさん、実は今闘病生活中なんです・・・

病名は卵巣がんちゃん。

偶然の初期発見だったからステージはⅠ期だし、悪性部分が見つかった左の卵巣ちゃんは手術でとっちゃったからなんもないはずなんだけどねードクロ

つまり今は、転移再発防止のために抗がん剤を打ってるっていう


や く ち ゅ う ☆


みたいな毎日です。卵巣って女の子にとって大事な部位だし、抗がん剤の副作用とかめちゃめちゃ心配だったけど、たまたま早期発見だったからこのくらいの病気規模だっただけで、この病気はなかなか見つからないのです。


私は、この病気になってからいろいろな日常に気がつくことができました。

ガンにならなかったらきっと考えなかったことです。

ふつうに暮らしていた環境から一変して、闘病生活をおくっていることで、気が付けたこと。

私の体験談を加えて、日本の医療の中でガンと戦うことについて考えていきたいと思います。


毎日何気なく生きている女の子にとって想像もつかないような出来事が自分にも起こりうるということ、この日記を通して弱冠22歳でかかった私の卵巣がんについてお話していけたらと思いますブタ


ブログ初心者のみいですが、よろしくお願いします。