真夜中の独り言

先日、違う方々からメッセージを二件いただきました

だいたいまとめるとね・・・

ブログをよみました、私も同じ病気です、

みいさん明るいですね、お互いがんばりましょう、

という内容なのですが

本当に嬉しかったです！！

以前、自分から出したメッセージに返信をいただいて嬉しかった事もありました

読んで頂いている方がいるんだ、と思いとても嬉しかったです！

読むのが遅くなってしまい、返信がおそくなってごめんなさい・・・

このうれしさを機に、私も皆さんのブログにメッセージを書き始めることにしましたっ！！

以前から数人の方のブログを読ませて頂いてはいたのですが、なかなか皆さんにメッセージやリンクをさせて頂く勇気がもてず、なんだか寂しい感じのアメブロという状態だったのですが（笑）

やはり嬉しいことは人にもしよう、キャンペーンということで

まだ全部は読み切れないし、メッセージも書ききれないのですが・・・

こんな拙い日記を読んでくださる方

自分が同じ病気になっちゃったよ！と悩んだ方

自分にとって大切な人が戦っているよ、自分はその人のことを支えてあげるんだ、という方

形は違えど、何らかの形で人生のおへそを経験した方

そういう方々が沢山いらっしゃるんだと思うと、元気が出てきました。

ぜひぜひメッセージやリンクで交流しましょう！！

私もなるべく更新して、自分と同じように病気と戦う人々

（またはそれを支える人々）の

少しでも心の支えとなれるよう努力します

皆様、これからも是非よろしくお願いしまあす

入院中の大親友と天使たち

さて、ガンであるという耐え難い宣告を受けたみい

実は私、一人になると、なあ～んも考えなくなります♪

先ほどまでは、病室で親とメソメソ・・・

でも誰もいなくなった病室では意外に元気だったりするんです

この頃の、お友達を紹介します

この超暇な入院生活の大親友

ＤＶＤポータブルプレイヤーちゃん

本当はＤＳも、っておもったんだけど看護師さんたちに

だめ、っていわれちゃったの

何でも、電波が出るから？？らしい・・・

なるほど。

じゃあ、電波を発するような人も入院できないんだねっ！！

そんな私に寄り添ってくれたのは

エヴァと

ガンダム（ダブルオーシリーズとウイングとシードシリーズ）と

コードギアスと・・・って

別にオタッキーじゃあないよ！！

別にお友達がいないわけでもないよ！！

おにゃのこの私にも馴染みやすいものを

お兄ちゃんがチョイスしてくれました

でもマジ面白かったんだよ～～

と、夜中の病院で一人コソコソこんなことをしていたんです。

ちなみに、宣告を受けた２２才のおにゃのこのみいを気遣ってなのか、

それとも単に入院期間が長くなってやっとうち解けてきたのか・・・

この日を境によりいっそう看護師さんたちの態度が優しくなりました

何かあったらすぐに相談してね、

勤務中でも相談に乗るよ、

コールしてくれればいつでもとんでくるからね、

と皆さん口を揃えます。

でも私は毎回笑顔で大丈夫、と答えます。

だって本当に自分の病気の実感がわかないんだもん。

悪性とか抗ガン剤とかなんかまだ他人事みたいで。

むしろ、申し訳なくなってくるよ

実は彼女らと私は年代もそう変わらないのにこんなに一生懸命働いているんだなあ、と何にもしていない自分とを比較しちゃうこともありました。情けないな～なんて思ったりして。そういうときは、脳天気と定評のあるさすがの私も落ち込んだかな。

同い年の看護師さん、めっちゃ可愛い看護師さんと色んな方がいて

うちのお兄ちゃんに合コンさせてあげたいくらいだわww

ん～そんなに優しくされるとなんだか、

看護師のみなさんが天使にみえてくるわ～～

宣告作業 後半戦

下記の文章は、前半戦を読んでからお読みください

いつもよりちょっと長いよ～～～

ってなわけで、１８時まで病室で待機していた私と母

綺麗な夕焼けをみているものの・・・

気分は真っ暗、どん底・・・

なんでかって？さっきのじゃあ
あんた確実に悪いわよww
っていわれたよーなもんじゃん！！

あのめ～財前先生だってそんなこといわね～よっ

すっかり日が暮れた頃には何も知らない父も現れ
看護師がきて、相談室へ行け、とのこと

いざ、宣告作業へ向かわん・・・

入るなり、すっかり重たい雰囲気であることを察知しちゃった～

このときばかりは、自分の空気が読めちゃう性格を呪ったよ

だって、みんな下向いてるんだも～ん

担当医君曰わく～

①手術で悪い部分はほとんどとりました

②それを調べてみたら、良性の部分も悪性の部分も見つかりました

③体内に残っていないと思うけど、念のために抗ガン剤をしましょう

とのこと。抗ガン剤かあ～抗ガン剤ねえ・・・んん？？

抗ガン剤！！？？

が～ん

みたいな衝撃的告白だったから

私はビックリしてとても泣きたかった。でもここで泣いたら話しを進めてくれている担当医君や周りの先生たちに余計に心配をかけちゃうし、何よりもこの宣告は私より両親の方がきっと辛いに決まってる。だから、絶対にまだ泣かない。うん、泣かない。

今後の方針をききながら、心でそう決めていた私は

歯をくいしばって必死に涙を堪えていたのだ

涙もろい一家なんだよね・・・

母は泣きそうなのを堪えることに必死で沈黙し、

父は泣きそうなのを堪えて平静を装い担当医君に相づちをしていた

私は今後３ヶ月くらいの私の生活をいっぺんさせるであろう抗ガン剤治療という魔法の手順を一字一句聞き逃さないように、担当医君の大きな目をしっかり見つめながらきいていた

部屋を出るとき、私は担当医君たちにむかって

ありがとうございます

よろしくおねがいします

と述べた。

精一杯の平静演技を最後まで通したかったのだ！！

しかし、部屋に戻って扉を閉めた瞬間

何かの糸が切れた

母は何で私なの、っておもう？と泣きながら言った

父は無言で頬を拭いた

私はその日、何年ぶりかに両親の前で泣いた

宣告作業 前半戦

この病気とは長いつきあいになる。

そんなこと、お腹が痛くなったあの夏の日には

これっぽちも思っていなかったぜ

入院して２週間、手術して１週間くらい？

とある回診の折、担当医君は言いました。

今度の木曜日には手術の結果と今後の方針をお話しできそうですよ

そう、手術というものはお金だけでなく時間もかかるらしい

結果を待って１週間なのだ。同じ敷地内で病理検査をしているのだから、こちとらもう少し早くしてくれてもよさそうなものだ、と文句を言いたいところだが、ひ弱な患者なのでそうもいかない・・・

担当医君から木曜の１８時頃に面会、とこの伝言をすぐさま両親に伝える。

が、今まで医師たちからきいた内容によると

グレーゾーン

ということだった。

摘出した卵巣の中身は、良性の部分も悪性の部分もあるとのことで、

いまだに解明されていない。

よって、この木曜日というのは私の今後の生活を大きく揺るがすもの

木曜日の面会には、父もこれるとのことで、家族一同ど緊張・・・

さて、そんな当日はというと

朝からバタバタ

なぜなら、木曜というのはお偉い教授さんが回診にくる

週に一回の大イベントということで患者さんたちはもちろんのこと、

医者や看護師たちもみなさん緊張しているのです！！

午後３時

「白い巨塔」

ばりの大行進が私のところへ来て、

医師たちから一通りの様態をきいた後に、

狸さん・・・じゃなかった、教授さんは言いました。

やっぱり～まあ良くない部分もありそうだから、その辺は薬を使うことになるかもね～～～

なんですとっ！？

私、まだ心の準備が出来ていなかったんですけど・・・

今ここで言っちゃうんですか・・・

あっせるわ～

いつもなら３０秒くらいで終わるはずの回診の時に結果をいうとは・・・

た　ぬ　き　おそるべしww

もうすでに私の病状を宣告されたよーな、

ショックな気分で夕暮れをすごしましたよ

１８時までなげーなあ・・・

後半戦へ続く・・・

お見舞い客人

さて、お友達の少ない？みいですが、

今回の病気のことを最初に伝えたお友達は数人います

今日はそんなお友達をご紹介します！！

中学・高校・短期留学・大学・ダンス部活動と一緒だった

１０年来の親友、よっちゃん

お腹が痛くなった日に遊び、医者の彼氏を持つ

中学・高校の時からの親友、あーやん

実は去年、骨肉腫という血液のガンになった

前バイト仲間のなおくん

彼らは私が入院中、お見舞いにきてくれたの～～

そしてもちろん、

彼氏のそー様は来るたびに

ソファで昼寝・・・という悪態ですが

こんな病気にかかり、副作用ではげてしまった彼女を

本当によくここまで愛してくれるなあ、と日々感激します

のろけ話しはまた後日・・・

私は幸せ者だあ！

この友人たちはもちろん沢山の友人・家族がいる。

この病気にかかって、感謝という概念を考え直すことができた

ただぼーっと過ごさず、一日一日を大切にして

みんなに感謝しなきゃって。

よっちゃんは、明るくて元気で、ホテルのレストランに就職し毎日がんばってる子ww

彼女がきたときには、彼女の大好きな紅茶のプリンを食べながら延々とガールズトーク

その日の朝報告したのに、休みだったからすっとんできてくれた

愛だね、愛。笑

あーやんには、入院日も手術日も言ってたら、

前日に応援メールをくれた心優しい子ww

とりあえず、この病気がなかったら二人で行く予定だったグアム卒業旅行の中止を謝ったけど・・・

彼氏が医者の卵ということで、話しがよくわかってありがたい！！

彼女はもうすぐ玉の輿かな～～～笑

なおくんには、病院勤務の友人しまちゅう経由で話しをしたんだ。うちら性格が合わないようで合うようで・・・ケンカしてる時期もあったんだけどね～～

実は去年、彼が骨肉腫で入院した国立がん医療センターには３回お見舞いにいっているのだが、まさか自分が同系列の病気になるとはおもってもみなかったわww

彼は色々と体験談を話してくれ、私より母の方が熱心に聞き入っていたのよ。

そう、この病気とはもう少し長いお付き合いになるからだ。