悪夢とは、悪い夢と書きます

きっとこの日起きたことは悪い夢だったのでしょう


注)決して怖い話しではありませんよ音符



それは、私が初めての抗ガン剤を打った日の夜のこと

ケアベア パープルぎゃああ~~~~

という、いかにもおばあちゃんが泣き叫ぶような声がした


夢、ゆめ、yume・・・きっとこれは悪い夢なのだ(´・ω・`)


リラックマいやだなあ、20年間幽霊のゆの字も見たことないけど

とうとう私も霊感がついてしまって

真夜中の病院に幽霊が現れたところを見ちゃうんだわー


な~んて考えていると、

バタバタバタと廊下を走る天使の羽天使天使の羽(看護師さん)たちの

足音が聞こえてきた


リラックマあっそうか、具合の悪くなった方でもいるのかなあ

病院だものね、急患で悪くなっちゃう人もいるよねーあせる

でもそれじゃあ本当の幽霊ってことか・・・


な~んて考えていると、


どんっどんっどどどど


と、私の部屋のドアを叩きながら

その幽霊はこう言った


ケアベア パープルみなさ~ん

こんな病院から早く逃げろお~~~

ここは宗教ですよ~

宗教なんです~

私を閉じこめるんです~~~

★★くん(たぶん息子の名前)

早く迎えに来て~

助けて~助けて~助けて~~~

助けろ~助けろ~助けろ~~~


一瞬、そういう種類の幽霊かとも思ったけど

れっきとした人間でした・・・

次の日に天使の羽天使天使の羽たちからきいたところによると

だいぶお年を召しているらしく

手術をしたあとの麻酔で朦朧とし

病気を認めたくないという思いと痴呆が混ざって

かなりの錯乱状態だったらしい



こんな患者さんもいるんですね

きっと、その患者さんケアベア パープルには

この病院にいること自体

自分が病気になったなんて言うこと自体

“わるいゆめ”なのであって

自分が暴れたせいで

他の患者さんや天使(看護師)たちに

迷惑をかけたという認識はないのではないか

狂っているとかいうことではないのではないか


そんなことを考えていると

なんだか

かなしくなってきちゃいました

自分がこの世を去るときは

綺麗に死にたいなあシャボン玉なんてね


まあ、何が綺麗なのかっていうはなしですけどねえ

それよりも何よりもそのおばあちゃん

天使の羽天使たち天使の羽の素敵な策略によって、

ナースステーションの近くの部屋に移動させようひらめき電球

ということで私のお隣の部屋に引っ越してきました!


今夜はいかに・・・



まず、夜中じゅう続いた大乱闘のおかげで私は

睡眠不足となりましたっ

。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。