「東芝粉飾の原点-内部告発が暴いた闇」(小笠原 啓 著 日経BP社)を読んでいる。

 東芝は、社長を筆頭に上司がチャレンジという達成不可能な数値目標を部下に強要し、パワハラで組織や子会社を統制し、財務部門も社長らと一緒になって粉飾による会計不正に加担してきた、とんでもない会社であることが判明した。

 社員の告発やフォレンジックされたメール原文による「事実」で構成されており、生々しい東芝の組織的な病理が明らかにされていて興味深い。

 上司に毎日罵倒される中堅課長のつらい日々等が明らかになっており、東芝のブラック企業ぶりがこれでもかと出てくる出てくる。

 ウエスチングハウス社買収に伴う原発事業の減損処理も粉飾発覚当初は問題なしとしていたり、会社側の支出で成立する「第三者委員会」の報告書のでたらめぶりも明らかになって、この内容で首謀した3社長が何ら刑事責任を問われないのはまったく納得がいかない。

 ホリエモンは、唐突に逮捕・起訴され、執行猶予もつかず、刑に服した。
 東芝のステークホルダーの多さ・影響力
の大きさから、ホリエモンとの整合性も考え合わせると東芝の経営陣も当然に起訴すべきだ。

 東芝は課徴金も払い、証券監視委員会も告発しようとしているらしい。
 しかし、なぜか、検察庁が起訴に後ろ向きらしい。
 
 なぜだ!

 検察庁は、ブラック企業東芝の経営陣を起訴し、社会正義を実現し、東芝でパワハラに苦しんだ無辜の社員や損失をこうむった株主の無念を救うべきなのだ。

 検察庁は、ためらわずに東芝経営陣を起訴すべし!

 ケンサツ!ゴー!