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吉本芸人のタケトです。
精密検査で引っかかってしまった妻。
紹介して頂いた大学病院に行くと
先生に
「白い影が8.5㎝あります、これが水分なら経過観察で良いが、腫瘍なら手術です。MRI検査しましょう」
と言われる。
3/22
妻、MRI検査に行く
結果が心配。
やはり胸があっぱくされると痛いらしい。
娘(小3)寝るとき、妻の胸に手を置いて寝るのだが、それが痛いらしい。
なので妻は「手をつないで寝よう!」と言ったとのこと。
3/26
MRI検査の結果を聞きに行く
病院に向かう車の中で妻と
「きっと腫瘍じゃなくて、水分だから大丈夫だよ!」
なんて話しながら向かう。
【MRI検査の結果】
先生「水分ではなく腫瘍です」
え?嘘でしょ!
先生「胸腺腫かリンパ腫です」
胸腺腫?なにそれ!
リンパ腫!嘘でしょ!
私「え!癌ってことですか?」
隣に当事者である妻がいるのに、こんな直接的な質問。
今振り返るとガサツ極まりないですが、この時はテンパっていたのだと思います。
先生「癌の可能性が高いって事です」
私「可能性が高いだけで、癌じゃない可能性もありますよね?」
先生「ですから、癌の可能性があるという事です」
私「じゃあ癌じゃない可能性もありますよね?」
先生「だから癌の可能性が高いです!」
結構強めな返し。
私が癌じゃないと思いたくて平行線になる様な質問をしたから。
妻「治療法はどうなるんでしょうか?」
妻が冷静に話を進める。
本当は私がこれをしないといけない。
先生「胸腺腫だったら手術、リンパ腫だったら抗がん剤治療になります」
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ここから先の予定が組まれる
3/30、31で検査入院
胸に針を刺して腫瘍の細胞を取って調べる。
4/1 PETという癌を精密に調べる検査
別の場所に転移してないかを調べるとの事。
先生「それでは入院受付に行って申し込みと説明を受けてからお帰り下さい」
妻は入院受付へ
私は院外に出て実家に電話。
妻が検査入院する30日、私の仕事が23時過ぎ終わり予定なので、そんな時間まで娘(小3)1人で留守番させる訳にもいかない。
私の実家で預かって貰えるか私の母親に電話。
なぜ預かって貰いたいのか理由を話すうちに涙が止まらなくなる。
「癌の可能性が高い」と報告する事で、現実なんだ〜と感じ、涙が止まらなくなる。
電話を切り、涙は止まったが、泣いていた事を妻に気付かれる訳にはいかない。
スマホのインカメラで顔を確認したら目が充血していて泣いていたのがバレバレ。
院内に戻り妻の横に座ったが泣いていたことがバレないように正面だけ見て話す。
私は頼りない夫です。
PS:「タケトって誰?何してる人?」というコメントを良く頂くので
自己紹介も兼ねて1週間、自分で自分に密着したので
私が普段どんな1週間を過ごしているか是非ご覧下さい!