













5、クロオオアリの家では…
森の中の大きな木の下にあるクロオオアリのすの中では、とてもにぎやかな音がくがなりひびいています。その音がくにあわせてすの外では大きな大人のクロオオアリが
「エッサ、エッサ、はたらけ、はたらけ。エッサ、エッサ、もうちとはたらけ。」
とうたいながら、たべものをすの中にはこんでいます。
音がくが聞こえるへやではもうおおさわぎ。100このベットにねていたはずの子どもたちは、みんなおきだして、ダンスをしたり、とびはねたり…。おりこうにねている子は1ぴきもいません。すると、となりのへやにいたわかい女王アリが、そのさわぎをききつけて入ってきました。
「いったいなんのさわぎです!みんなしすがにしなさい!コラッ!子どもたち!みんなベットにもどりなさい!」
いきなりおこられてびっくりした音がくたいの虫たち。
「これはこれは女王アリさま。わたしたちは音がくたいです。この子どもたちに子もりうたをえんそうしているとこれでして…。」
キリギリスがはなしていると
「子もりうたですって?ねている子など1ぴきもいないじゃないですか!もうけっこうです!いますぐここから出ていってちょうだい。」
女王アリはせなかのはねをバタバタさせておこってしまいました。
「しょうがない…ここはぼくたちのいばしょではなかったんだ。」
ウマオイがそういうと、みんなでクロオオアリのすを出ていきました。
(長くなったのでつぎにつづきます。いまのうちにトイレにいってきてください‼︎)













