お待たせしました爆笑(待ってない!?


息子が妹たちの為に書いた
お話「虫の音がくたい」の続きです


小さな時から本が大好きで
昆虫が大好きだった息子


虫が嫌いな妹たちに
ちょっとでも興味を持ってもらいたかったようで
図鑑で調べながら
一生懸命書いていた姿…
可愛かったなぁ~




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3、ぼくたちのいばしょさがし

あたりはだんだんとくらくなってきました。するととおくのほうから

「エッサ、エッサ、はたらけ、はたらけ。エッサ、エッサ、もうちとはたらけ。」という声が聞こえてきました。

虫たちには何の声かわかりません。でもなんだかいっしょうけんめいはたらいている虫たちがいるみたいです。するとハンミョウが

「もうすぐつきますよ。あともうすこし。」

だんだんと声が近づいてきて、はたらいている虫が見えてきました。

「あっ、クロオオアリさんだ!」

「そっ、その声は、音がくたいのみなさんたちじゃないか。それにハンミョウさん!どうしたんですか?」

クロオオアリは、はたらく手をやすめずに聞きました。(4本の手をね!)

「カマキリ村長におこられて村を出てきたのですが、行くばしょがなくてこまっている時にハンミョウさんに出会って、道あんないをしてもらっているのです。」

セミはうたうようにこたえました。

「それはそれは、いいところに来てくれた。じつは、うちには子どもが100ぴきいるんだが、わたしたちは一日中はたらいていて、子もりうたをうたってやることができなくてこまっていたんだ。もしよかったら、子どもたちに君たちのえんそうを聞かせてやってはくれないかい?」

音がくたいの虫たちはおおよろこび。

「ぜひ、ぼくたちにえんそうさせてください!」

するとクロオオアリは土の中の家に、音がくたいをつれていきました。
家の中は、くらくて、ほそいろうかが、くねくねとどこまでも、どこまでもつづいています。
だんだんと虫たちはこころぼそくなってきたその時、クロオオアリはドアの前に立ちどまりました。

「さあ、ついたぞ!子どもたちをよろしくな。」

ドアをあけるとそこには、小さな小さなベットが100こ。そのベットには小さな小さなよう虫がねています。音がくたいたちは、小さな小さなおきゃくさんを目の前に、

「さあ、えんそうのじゅんびだ!ここならおもいきりえんそうできるぞ!」

音がくたいたちははりきってえんそうをはじめました。


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