昨日の続きです


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2.おいだされた音がくたい


さあ、村長におこられた山の虫の音がくたいは、しかたなく、村をでていくことにしました。
その時キリギリスがこういいました。

「どこにいけばいいんだろう?このままじゃ、よくてとりのおなかの中だ。どうしよう…。」

そういうことを話しながらなんのあてもなくあるいていました。

「あっ‼︎これはこれは音がくたいのみなさん。こんなところで音がく会のれんしゅうですか?」

きれいな虫が聞きました。

「きみはだれ?」ウマオイがききました。

「えっ…。わたくしをごぞんじない?ほぅ…それではおしえてあげましょう。わたくしはハンミョウともうします。べつの名をミチオシエともよばれています。」

ハンミョウは、自分のことをしらない虫がいることをしんじられないっていう顔をして音がくたいの虫たちを見ました。

「え~と、ハンミョウさん。どうしてミチオシエとよばれているのですか?」キリギリスがききました。

「わたしは、いろいろな道をしっているのです。道にまよった時わたしなかまに聞くと、すぐにみちあんないをしてもくてきのばしょまでおつれしますよ。」

「えっ。本当ですか?それではおききしたいのですが、ぼくたち、うるさいとカマキリ村長におこられて村を出てきたんです。ぼくたちどこへ行ったらいいですか?」

「そんなかんたんなこと!いいですよ。わたしについてきてください。」

そういうとハンミョウは、音がくたいの前を、ピョンピョンととびはねていきました。
虫たちはハンミョウをみうしなわないようについていきました。

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