今月の金子みすず詩(2021年6月) | たけのブログ

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日々のこと

「蛙」

 

憎まれっ子、

憎まれっ子、

いつでも、かつでも、誰からも。

 

雨が降らなきや、草たちが、

「なんだ、蛙め、なまけて。」と、

それをおいらが知る事か。

 

雨が降り出しゃ子供らが、

「あいつ、鳴くから降るんだ。」と、

みんなで石をぶっつける。

 

それがかなしさ、口おしさ、

今度は降れ、降れ、降れ、となく。

 

なけばからりと晴れあがり、

馬鹿にしたよな、虹が出る。

 

 

雨が降っても降らなくても自分のせいにされ、「もうどんどん降れムキー」とやけを起こしたら綺麗な虹が出て、喜ばれる笑い泣き

皮肉なもんですね(笑)。

まるでコントゲラゲラ

面白い詩ですウシシ