インフォメーションアーキテクチャー | SEOとSEMとWEB集客スペシャリスト勉強者

インフォメーションアーキテクチャー

WEBサイトに求められる要素は5つ。

そのひとつは、「アイデンティティ」だと説明した。
ふたつめは、インフォメーションアーキテクチャー(情報の設計)

なぜこれが重要か。

結論、ユーザーを迷わせないために必要。

情報量の多いサイト、随時更新、情報追加のあるサイトであれば、
情報の置き場所がルール化されていること、コンテンツを追加する場合、
追加する場所がルール化されていることが必要。

例としては、自分の部屋の収納を考えてくれればいい。
(本、小物、CDなどそれぞれ別々に分類しているはず。)

では、WEBサイト上で迷わない情報構造を実現するためには

①ルールを設けて主要カテゴリーをわかりやすく分類する。

分類は一般的なもので行なうことが重要。例えば、上部にカテゴリー分けされて
いるサイトをよく見かけると思うが、

「ホーム」「ニュース」「製品」「サポート」「会社案内」などわかりやすく一般的なもので分類されているものがよいサイト。

逆に「トップへ」「製品カタログ」「ご挨拶」「ネットワーク事業部」~など自分達の独自のカテゴリー分けはわかりづらい。

ユーザーは、学ぶ!!
ユーザーは学ぶから、ちゃんとしたカテゴリー分け、わかりやすくしていれば、
情報が多くてもルールを理解し、目的のサイトへと向かいます。

ただ、逆に学ぶからこそあまりにも独自性の強いカテゴリー分けをしていると
それを理解できず迷ってしまう、ストレスを感じるようになってしまう。

結論、ルールを作りわかりやすく分類しよう!


②1つの機能やコンテンツは常に同じ名称にする。

同様に上部にメニューを設けている場合、例えば「会社案内」をクリックしたら
表示されるのが、「Company profile」・・・
確かに同様の意味だけど、ユーザーは一瞬「間違ったかな?」と思ってしまう。

これは、全体としてもいえることで、商品名しかり、何かの説明文しかり、サイト
内では同じ言葉で語る必要がある。

例「ホーム」「TOP」←どちらかに統一

結論、ユーザーが迷わないように名称は、統一する。


③重要な情報は、ページ上部に表示する。

重要な情報は、スクロールさせない。(つまり、下部に表示しない。)
一般的にスクロールさせると、その時点で2/3が退出してしまうと言われている。

また、ユーザーは情報を事細かに見ているわけではない。
目に付いたものから見ている。
だから、重要な情報は上部に、、といってそこに集中してしまうとポイントが
定まらなくなるので、逆に目に付きにくくなる。

TOPに意味のない画像を大きくおかないなど工夫をして情報を伝えよう。

結論、重要な情報は上部で目立たせる。

④ページの内容に関連する情報のリンクを用意する。

結論、これはユーザーが同様の情報を他からも探したいと思ったときに、
わざわざGoogleで別検索して探させず、自社サイトから誘導してあげた方が
ユーザビリティも高く、リピート化しやすい。

また、リンクの表示は関連性のわかるサイトにすることと、
リンク先の内容がちゃんとわかるようにしておくこと。

結論、関連リンクはまとめてわかりやすく表示する。

⑤商品名などを並べた検索ページを作る。

商品点数が多い場合、例えば「音楽CD」などの場合、
「ジャンル」「アーティスト」「男女」「新旧」「50音順」など複数の
検索方法がある。ユーザーはどの切り口で調べたいと思っているかわか
らないので、複数の検索方法を用意しておいて、ユーザーが情報を見つ
けやすいようにしておく。

このとき、注意するのは、一般的ではない検索方法をさけること。
例えば「型番」とか。業者の人しかわかりません。

結論、ユーザーが見つけやすい検索ページを作る。

インフォメーションアーキテクチャーは、ユーザーを迷わせない、
ストレスを感じさせないためにある。ユーザビリティの一環。
常に追求していき、サイト内成約率をあげよう!