「〜がある」を意味する有名な構文ですが、これを使いこなすのは英会話で必須です。毎日使います。
学校で習ったときは重要性がイマイチピンときていませんでしたが、この構文って例えば、
There is a book on the table.
机に本がある
のように物質的なものが存在することを表す場面よりも、
There are some reasons why we do this.
これをやるのには理由がある
のように、概念的なものが「ある、存在する」というときに使われることが多く、そういう意味でとても大事なフレーズです。
(「机に本がある」なんて会話で言わないですよね。笑)
仕事においても「それにはいくつか理由があって、、」とか「それにはメリットがあります」とか存在を表す表現ってかなり使いますよね。
この表現を使いこなすために、2つのポイントがあります。
①固有名詞や特定のものには使えない
例えば
×There is Mt.Fuji in Japan
×There is the beautiful mountain in Japan
富士山は固有名詞ですし、the beautiful mountainは特定の物なので×です。
ちなみに後者は、
There is a beautiful mountain in Japan.
日本にはある美しい山がある
なら言えます。もっと平たくいう言うとtheやmyなどとは使えなくて、aやsomeやmanyなどとは使えます。
ちなみに固有名詞や特定のものについて表したいときは昨日書いたhaveを使います。
(○Japan has the beautiful mountain.)
①しばらくはThere’sで乗り切る
これが個人的にはかなりポイントです。
単数形の場合There is、複数形の場合There areがルールですが、まずは慣れるまでどっちでもThere’sで言ってしまうことをおすすめします。
厳密には間違いなので反対する人もいるでしょうが理由は3つあります。
1.ネイティブでも複数形をThere’sと言う人もいてそこまで強い違和感はない
2.発音が簡単
3.どっちか瞬時に悩まなくて済む
②については、中学高校でThere areを「ゼアーラー」と習った人も多いと思いますが正直通じません。笑
There areよりもThere’sの方が確実に発音しやすいです。(There isじゃないのが地味にポイントです。。)
体験談としてはアメリカに来て最初の半年くらいはThere’s を使って、そこから徐々に間違いなく使えるようにしていきました。
意味は余裕で通じますし、there'sの後の文章に集中できるので話しやすくなります。
私がもしアメリカに来る前の自分に会えたら是非教えてあげたいポイントです。