約1か月間、英語フレーズをメモのように書いてきましたが、今日は少し時間があるのでこれまでの英語学習について振り返りたいと思います。


生まれも育ちも日本で、留学経験も一切なかった私がどう英語を勉強しアメリカに来ることになったのか簡単に経緯を書いていきます。



英語の勉強を学校以外で始めたのは社会人1年目のときです。


高校くらいからなんとなく海外への憧れみたいなものがあって、大学になると周りの友人が留学に行くのを見ていて羨ましいなあと、自分もいつか住んでみたいなと漠然と考えていました。


なので就活のときも海外に進出している企業しか見ていなくて、ただ当時TOEICを受けたことすらない状態だったので、外資系や商社を志望するのは少しハードルが高いかなと思い、まあそれ以外にもいろいろ理由はありますが結果金融機関に入社しました。



2014年に社会人になり、、人によって社会人になった時にどう感じるかは様々でしょうが、私の場合はめちゃくちゃ絶望しました。笑 

それまでなんとなく学生生活を送ってきて、就活時でさえなんとなくみんなが受けるような大手を受け、なんとなく将来を楽観的に考えていたのですが、、初めて立ち止まって考えたときに、このままなんとなく過ごしてただのおじさんになってしまうということに強い危機感を感じました。


そこで何かを形にしようと、せめて海外

に行きたいという思いだけは実現しようということで英語の勉強をスタートしました。



入社時に受けたTOEICのスコアは560でした。

私の会社は取得資格で自身のコースが決まる仕組みになっていて、TOEIC800点以上あるとグローバルコースに登録され、海外に行きたいと手を挙げることができます。そこでTOEIC800の取得を目標にして英語勉強を開始しました。


しかし実際に働き始めると両立が結構大変で、というのも配属先が激務かつ勤務管理が今ほど厳しく言われる前だったので、

とくに入社1、2年目は終電を逃して会社に泊まることも多々ありました。

精神的にもしんどい時期だったので、無理をしないように、毎日最低10分は勉強をすると決めてやっていました。時間がないときは行き帰りの電車で勉強していました。


ただコツコツやりすぎたためか、なかなか点数が伸びず、入社から3年たった段階で700点ちょっとだった気がします。少しずつとはいえ、ほぼ毎日勉強していたのでこんなに伸びないものかと結構落ち込んでいました笑


このままではまずいと思い、4年目は土日に仕事をすることはなくなっていたので、休日2〜4時間勉強をするようにし、すると4年目の夏、入社してから3年半でようやく850点を取ることができました。


当初のイメージは1年ないしは2年で取るつもりだったので、ようやく、、という感じでした笑


その後、4年目の人事面談で海外希望を出し、運良く5年目でアメリカ駐在に選ばれました。海外支社への駐在ではなく、アメリカ企業への派遣ということで周りに日本人がおらず大変は大変ですが、10ヶ月経った今でも新鮮な気持ちですし、いい経験をさせてもらっているなと実感しています。



本当はTOEIC800点とるまでどんな勉強をしたのか書こうと思って書き始めたのですが、、

冷静に、私自身3年半かかったので偉そうなことは言えないです。単語覚えて文章読んでリスニング練習しただけです。笑


(1日10分でも継続さえすればかならず出来るようになるという示唆になるかもしれません)



ただこっちに来てはっきりと感じたのは、TOEIC800点あったところでアメリカでは何もできないということです。 英会話、特にスピーキングの難しさを痛感し結局今でも毎日勉強しています。


またスピーキングを伸ばすためにはとにかく使えるフレーズを増やすしかないと思い、このブログに毎日書き留めている次第です。



明日か明後日か分かりませんが、次回はアメリカに来て10ヶ月間でどう英語力が変わっていったかについて書いてみたいと思います。