〜したいという表現で、すごく一般的なものかと思います。

I want to do it.
I’d like to do it.
という感じで使います。

このwant toはウォント トゥーと発音するよりもネイティブとの会話の中ではワナと発音することが多いです。

ちなみに過去形wanted toは「ワネダ」に近い形で発音します。

〜してほしいと言うときは
I want you to do it.
I’d like you to do it
と言うことができます。

どちらのケースもI’d like toの方が丁寧な響きがあるというのは知ってる人も多いと思います。


本題は、アメリカ企業でどこまで丁寧な言い回しが求められるかということです。

私が日本にいた時に思っていたのは、アメリカは日本よりカジュアルだけど、初対面や目上の人と話すときは丁寧な言い方を(この場合のI’d like to)するべきだ、ということです。

ただそれは少し違っていて、もちろん丁寧に越したことはないですが、アメリカは想像していたよりもっと上下関係への意識が低いです。

アメリカ人の考え方は基本的に、役職による違いはあくまで役割の違いであって、日本のように言葉を慎重に選ばないといけないという感覚はありません。

(私が日本の巨大金融機関に勤めているから特にそうなのかもしれませんが)

例えば、今のアメリカの会社は従業員数が15000名を超える大企業(金融機関)ですが、CEOでも下の名前を呼び捨てで呼びますし、実際に何度かお会いしましたが、すごくフランクで、日本の感覚が根付いていたためすごく違和感があったのを覚えています。


つまり、、I want toとI’d like toに話を戻すと、個人的な感覚では、役員レベルは後者を使ったほうがベターですが、それ以外は部長だろうが課長だろうが前者で構わないということです。

ただ、〜してほしいとお願いするときはやっぱり丁寧さが必要かなと思い、親しい人以外基本的には全員にI’d like you toを使っています。


あくまで駐在9ヶ月目の個人的な感覚ですが、、的外れではないはずなので参考になれば幸いです。