クラウドのみんなへ。 | TAKEswiy日記。

クラウドのみんなへ。

本日、突然の報告で驚かせてしまったりガッカリさせてしまった事だろうと思います。



今、みんなに伝える良い言葉が見付かりませんが、一緒に頑張っていこうと決めたメンバーが一人でも居なくなるのなら自分にとって-ZEROdbは意味の無い物になってしまうと思うんです。


それはスタッフも含め同じ事です。


バンドってものはチームなんです。



メンバーに限らず、スタッフ一人でも欠ける様な事があれば自分もステージを一緒に降りようと心に決めてこの2年間-ZEROdbをやってきました。



ステージに立っているアーティストだけがメンバーじゃない。


チームみんなで頑張って来た、人生を共にしたメンバーが一人でも欠けるなんて今の自分にとってあり得ない事です。





25年続けてきた音楽人生の中で幾度となく悲しい別れを経験しました。



その度に自分が音楽をやってる意味を見出せずに落ち込む自分と戦って来ました。



何度経験しても慣れないものですね。。



でも、必ず別れが来る事もわかってたし、大切な仲間が決めた自分の人生についてはそれが一番正しい道なんだと信じ、応援してあげるのが俺なりの愛情だと思っています。



今回、マサルが御家族の事で悩んでたり、身体を壊して苦しんでいる時、少しでも負担をなくしてやりたいと思いました。


マサル自身が決める事は全て正解だから、時間は掛かってもいいから安心して答えを出す様にと言いました。



マサル本人から、音楽界から引退してこれからは家族を守って行きたいと聞いた時、寂しい反面頼もしくも見え、少し嬉しくも思えたのは正直な気持ちでした。



おにぃちゃんも自分の病気と闘いながらもメンバーやクラウドには迷惑を掛けまいと必死で頑張っていました。


本人は全く大丈夫だと言っていますが、苦しくない筈がないと思うのに、人の事ばっかり気遣っていました。


俺が音楽を始めるきっかけとなった兄であるあんちゃんも、忙しく苦しい状況の中、必死でバンドを引っ張ってくれました。


俺がステージでギターを弾く時は必ず後ろで見守ってくれていました。


いつもメンバーの事を最優先に考え、自分の事をそっちのけで弱音も吐かずに必死で-ZEROdbを守ってくれた倉田君。


膨大な仕事量でも文句一つ言わずに影でいつも-ZEROdbを支えてくれたベチさん。


力不足な俺達をいつも励ましてくれ、LIVEに誘ってくれた友達のバンドの皆様。


もう二度と音楽はやりたくないと落ち込んでた俺をもう一度ステージに戻れる様に何から何まで協力して頂き、立ち上がらせてくれたKIBAさん。



どんなにダメなLIVEをやってしまっても、いつも優しく包んでくれたクラウドのみんな。




こんな仲間達と一緒に人生最後のバンドをやれた事、本当に本当に幸せに思います。



最高に幸せな気持ちでステージを降りる事が出来ると思います。





幼い頃、ギターに出会えてよかった。



-ZEROdbをつくってよかった。



みんなに出会えて本当によかった。



心の底から愛しています。






1月28日の2周年ワンマンLIVE以降は、もうステージに上がる事は無いかもしれませんが、また違った形で音楽を世に送り出して行けたらと思っています。




残りのLIVE4本、絶対に後悔の無い様に最高のLIVEを演りたいと思います!






俺が何よりも愛したギターとメンバー、クラウドのみんなでめっちゃカッコイイ最後のステージを飾りたいですね!!






-ZEROdb TAKEswiy