あの時の立て続けに起きた震度７、震度６の恐怖は忘れる事はありません
そして、多くの支援、全国からのボランティアの皆さんからの支えに
改めて感謝致します
ありがとうございました
旧山古志村や崩落事故での救出だけが大きく取り上げられましたが
実際は、広範囲に渡り酷い打撃でした
私の住まいも全ての家具は倒れ壊れ
TVは台ごと吹き飛び倒れ行く揺れの中家具や冷蔵庫を抑えていた手首は未だにその怪我は癒えません
何もかもが粉々になり
必死で家族を外に逃げ出させましたが
激しい余震が続き寒い暗闇の中、他の居住者の部屋を全部確認したり
避難指示が廻ってこないので混乱の中逃げ場の確認をしたり・・・
こんな中、全く話をしたこともない者同士助け合い助けられました
車が大きかったのでご主人と連絡が取れない
交通網も寸断されたために帰れるかわからないそんな方を乗せ
子供が小さかったので暖気したまま揺れに怯えながら途方に暮れていました
これ以降、エコではないですが常にガソリン満タンに・・・スタンドが休業するからです
トイレの問題からご近所さんにお願いしたのですが結局、数世帯一晩を過ごさせて頂きました
携帯電話はソフトバンク以外は繋がらず都会と違い地下街だのビル街というのは少ないので
緊急時は東日本大震災とこちらは県境の震度6が起きたのですが同様にＳＢだけが通じました
なので経験からキャリアはＳＢ以外はここでは考えらんないですね
とてもとても長い期間、
いや未だに中越地震は続いています
住まいはヒビだらけだし歪みから隙間は広がる一方です
それでも、行政の処理はやはり遅かったですが義援金は大変に助かりました
食器一枚から全て買わないとでしたし家電も粉々・・・
本当にありがとうございました
東日本大震災の支援がこれ程、後手後手なのは腹立たしい思いでいます
別な名目で使途するなどもってのほか
あの時、都心から関越は寸断されたため皆さんが支援を東北から経由してきて下さいました
思い出すと胸が詰まります
私以外は家族は長い避難所生活でした
私は余震の合間に家の整理に追われましたがガラスで足元が危険なので土足で入り
途中揺れると逃げ出すという繰り返しでした
街の電信柱は木々のようになぎ倒され道路はひび割れ
ご縁のある八海山から様子を見て帰ると
小千谷市街は町ごと波打ち陥没し橋と大きな段差になっていました
震源地の川口町は長いこと自衛隊のキャンプ暮らしで
よく行っていた温泉は今は奇跡的に復活しましたが思い出の公園やキャンプ場は壊滅
壊滅といえば山古志ですが
地震の前によく仕事で行っていました
その仕事までは行ったことがなかったのですが
こんなに近くに住んでいたのに行く手は、秘境のような美しい自然でそこを抜けると町がありました その奥地にまた町があるという失いたくない懐かしさ漂う環境でした
この部屋から見える高台の新興住宅街も地盤の崩落が進み壊滅状態
終わったようで終わっていないんですよね
焼き付いた恐怖は暫く家族みんながＰＴＳＤになっていましたし
３.１１は中越地震、中越沖地震の再現となってしまいました
揺れは涙を誘います
一日も早い東日本大震災からの復興は
国民が総出で政府に声を上げ原発の危険も含め叩き上げなければならないでしょう
一日も早い被災者の方々への支援が行き渡り
復興の礎となりますことを願ってやみません
この曲、アルバムもこんなに前だったとは・・・
Hilary Duff - So Yesterday (HD)
