みなさんこんにちは!

広島のバストロンボーン奏者・武崎創一郎です。

 

連休明けて忙しい毎日が戻ってきましたね!

広島交響楽団は明日5/12の特別定期演奏会に向けてリハーサルしています。今日が3日目。

 

世界トップのピアニストの1人、マルタ・アルゲリッチさんを迎えてのコンサート。

アルゲリッチさんは本当に本当に素晴らしいピアニストで、広響のようなプロオーケストラでも共演する機会は一生に一度あるかないかというところ…

 

広響の掲げる【Music for Peace】の理念に共感してくださり、これまでも何度か一緒に演奏しています。

 

いまお昼休憩で、この後ついにアルゲリッチさんが登場します。

いやー楽しみ!

最高のピアニストの音楽を全身で浴びてきます。

 

さて今日の本題。

ここ数年、音大進学→プロの音楽家を志す生徒さんが武崎門下に来てくれています。

 

トロンボーンというのは中学高校の吹奏楽部から始める子が大半ですので、ピアノが弾けない、楽譜が読めない、という子も結構います。

すると練習曲や大学入試の課題の学習がなかなか進まないこともあるわけです。

自分が出そうとしている音がイメージできていないとか、リズムを取れないとかテンポがガタつくとか、そういことが良く起きるので。

 

中には高3で初めて専門家のレッスンを受けて「ピアノ弾けません!」で大変な思いをすることも!

まあこればっかりは気合でなんとかするしかありません笑い泣き

もちろんほとんどの音楽大学が入試の課題としてピアノも出していますから、避けて通れません。

 

 

 

加えてトロンボーンのソロのレパートリーは近代の曲(20世紀くらい)が多いです。

オーケストラのレパートリーも古いものだとモーツァルトがほんの少し、くらい。

 

となるとレパートリーのルーツともいえるバッハやハイドン、ヘンデルといった(これでもほんの一部です)作曲家の作品には、トロンボーンではアクセスできないわけです。

この辺りを勉強せずに、たとえばプロのオーケストラプレイヤーになれるか?と言ったら、私は疑問です。

 

 

というわけで!

音大を目指す、プロの音楽家を目指す、という可能性が1%でもあるなら!

できるだけ早くピアノを習いましょう。

 

ある程度下地があれば、専門楽器のレッスン開始が遅かったとしても、それなりにスムーズに勉強を進めていけるはずです。

 

 

かくいう武崎も幼少からピアノを習っていまして。

大学受験のピアノで苦労した記憶はありませんし、やはり楽譜を読むスピードや読解力はまあまあ優れているという実感はありました。

我が家の娘も「音楽家になりたい」と言い出すかもしれないなと思い、とりあえずピアノは習わせています。

 

 

というわけで!

その道に少しでも興味があるなら、まずピアノを習ってみてくださいね。

私はピアノ教えていませんが先生を紹介することは可能です。

気になった方はHPからお気軽に問い合わせしてください!

広島や栃木以外でも人脈ありますので。

 

 

 

それでは今日はこの辺りで!

素敵な1日をお過ごしください🙇‍♂️

 

 

広島トロンボーンプロジェクト

春のトロンボーン勉強会

 

ゲスト講師:戸澤 淳 (京都市交響楽団)

サブ講師:武崎創一郎 (広島交響楽団)

 

2024年5月19日(日)

10:00〜12:00

アステールプラザ 中練習室 (5F)

【参加費】

一般 ¥3,000

高校生以下 ¥1,500

 

京都市交響楽団の戸澤氏による講習会です!

日々のウォーミングアップや基礎練習、演奏の悩みなどを教えていただきます。

アルトトロンボーンからバストロンボーンまで自由に吹きこなす戸澤氏、その秘密が明らかになるかもしれません注意

 

岡山、島根、山口、愛媛など隣県からも毎回参加していただいてますので、お近くの皆さまぜひいらしてください。

初心者の方も大歓迎です!

 

申し込み・イベント詳細は武崎のブログまでどうぞ!