こんにちは、今西健はり・灸院の今西です。

先日、お休みの日に大阪・南港のATCで開かれているジブリパーク展に行ってきました。

ジブリの映画って、食べ物の場面がほんとうにおいしそうですよね。観ていると、なぜかこちらまでお腹が空いてくる。

今回の展示は、完成した映像ではなくその裏側でした。設定資料や絵コンテ、色の指定、小物ひとつの決めごと。画面には数秒しか映らない場面のために、これだけのものが積まれているのかと、順路を進みながらずっと驚いていました。

いちばん足が止まったのは、肉を焼く場面です。焼けていく途中の油の動きまで、ちゃんと描かれていたんです。

観ているときは「おいしそう」としか思っていなかったのに、裏側を見て初めて、自分が何を受け取っていたのかが分かった気がしました。

帰り道、これは自分の仕事にも似ているなと思ったんです。

脈をとる。肩に手を当てる。歩き方をちょっと見る。
外から見ると、どれもなんでもない動作です。数十秒で終わることもあります。

でもその数十秒のあいだに、頭の中ではいくつものことを確かめています。この仕事を22年続けてきて、いちばん変わったのは手つきではなく、そこで考えることの数だったりします。

当院が初診に約90分いただいているのも、じつはこの「見えない部分」をそろえるためなんです。

長いなあと思われるかもしれませんね。そのあたりの話と、経験を重ねると何が変わるのかを、noteにまとめました。

展示の話から始まる、ちょっと変わった記事です。よかったら読んでみてください。

▼note本編はこちら
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先日、患者さんとこの話になったんですが、学校から運動会の案内が届いたそうです。もう九月ですもんね。

この時期になると、毎年おひとりかふたり、足を引きずって来られる方がおられます。それがお子さんではなくて、保護者リレーに出たお父さん、お母さんのほうなんです。

聞いてみると、だいたい同じ話をされます。走る前は、まだいけると思っていた。スタートしてすぐも、思っていたとおりだった。ところが数歩進んだところで、太ももの裏を誰かに後ろから蹴られたような感じがして、思わず振り返った。もちろん、誰もいません。

これが肉離れです。

おもしろいのが、痛める場所がだいたい決まっているということです。太ももの裏と、ふくらはぎ。しかも、走っている最中に起きることがほとんどなんですね。綱引きで踏ん張ったときでも、玉入れで背伸びしたときでもない。まっすぐ走っているときです。

なぜそこなのか、という話は少し長くなるのでnoteのほうに書きましたが、ひとつだけ先にお伝えするなら、筋肉は縮むときより、引き伸ばされながら踏ん張るときのほうが弱いんです。走って足が体より前に出る、あの一瞬がそれにあたります。

で、患者さんによく聞かれるのが「当日、何をしておけばいいですか」ということなんですが、正直に言うと、当日にできることはそんなに多くありません。

軽く足踏みをしておく。出番まで上着を着て脚を冷やさない。そして、これがいちばん大事なんですが、全力は出さないと先に決めておく。この3つくらいです。

というのも、体は当日の朝に急には変わってくれないんですね。

本当に効いてくるのは、その前の2週間なんです。といっても走り込みをしてくださいという話ではありません。7割くらいの力で、20メートルを2〜3本。それを何日かに分けてやっておくだけです。体力をつけるためではなくて、走るという動作を体に思い出させておくためです。

普段まったく運動されていない方なら、まずは散歩からで十分です。

それでも痛めてしまった場合ですが、急性期は、はりやお灸の出番ではありません。まずは冷やして、軽く押さえて、脚を高くして、その足に体重をかけない。ここは西洋医学の領域です。

それから、ひとつだけ気をつけていただきたいことがあります。つま先立ちができない、自分で歩けない、ふくらはぎにへこみがある。このどれかに当てはまるときは、肉離れではなくアキレス腱のほうを傷めている可能性があります。歩けてしまう場合もあるので、判断せずに、その日のうちに整形外科を受診してください。

回復までにどれくらいかかるのか、治すために何を食べたらいいのか、というあたりは、noteのほうにまとめました。

運動会に出られる予定のある方は、よかったら目を通しておいてください。

https://note.com/takeshityan/n/n4520ba848c95?utm_source=ameblo&utm_medium=blog

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先日、患者さんとちょうどこの話になったんですが。

「先生、私、卵ずっと控えてるんですよ。それやのに健診でコレステロールだけ引っかかって」

そう言いながら、健診の紙を鞄から出してこられました。LDLの欄にだけ、しっかり印がついている。他の項目はきれいなものです。

この時期、こういうお話がほんとうに増えます。だいたい45歳を過ぎたあたりから。しかも皆さん、判で押したように同じことをおっしゃるんです。「食べすぎたんですかね」と。

でもよくよく聞いていくと、食生活はむしろ去年より慎ましい。卵は週に2個まで、揚げ物は月に数えるほど、お菓子も減らした。それでも数字は上がっている。

ここでご本人が自分を責めてしまうのが、なんとも見ていてつらいところでして。

というのも、閉経の前後というのは、体の中の仕組みそのものが切り替わる時期なんです。女性ホルモンには、血の中のコレステロールを回収していく働きを後押しする役目がありました。その後押しが静かに弱くなっていく。すると、食べる量が同じでも数字は動きます。

これは私が言っているだけの話ではなくて、日本の脂質のガイドラインでも、閉経後であることがそれ自体でひとつの項目として並んでいます。それくらい、よくある体の変化なんですね。

ですから「気をつけていなかったから上がった」ではないんです。ここはぜひ、覚えて帰っていただきたいところです。

とはいえ、更年期のせいだと決めつけてしまうのも、それはそれで気をつけたいところでして。甲状腺のはたらきがゆっくりになっていたり、もともと数字が高くなりやすい体質が背景にあったり、別の理由が隠れていることもあります。数字だけ見て自己判断で済ませないほうがいい、というのはそういう意味です。

まずは医療機関で全体を確かめる。話はそこからです。

そのうえでできることは、実はそんなに難しくありません。食べるものを削るというより、組み替える。あと、歩く。この2つを、まずは3か月続けてみる。

「たったそれだけ?」と言われることもあるんですが、この順番を飛ばして卵だけ我慢し続けても、なかなか数字は動いてくれないんです。

じゃあ具体的に何をどう組み替えるのか、どのくらい歩けばいいのか。そのあたりは長くなるので、noteのほうに詳しくまとめました。東洋医学から見た場合の話や、受診の目安も書いています。

健診の紙を見てため息をついた方に、届いてほしい内容です。

https://note.com/takeshityan/n/n134c4ad01f3a?utm_source=ameblo&utm_medium=blog

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