読売テレビに1983年に入社した時、
三年差の入社なのですが
3年間アナウンサー採用が無かったので
すぐ上の先輩ということもあり、
3回、同じ番組を担当したりしまして
約40年、かなり間近で
辛坊治郎さんを観察してきました

私は今年62歳になりますが
人生で出会った全ての人の中で
間違いなく一番変わった人です(泣)

最初は
名字からして変わってるなあと思いましたが

新聞の人生相談を熟読し
不幸な話題を見つけると保存して
それを自分のデスクマットに
はさんでおく行為に
入社早々に度肝抜かれました

車もフェアレディに乗っていたかと思えば
急に小さいジープに乗り換えたり
かと思えば、デカいバイクに乗り出したり
ログハウスを自分で作って住んだり
何をやりだすか全くわからない人です

前回、えらい目にあったのにもかかわらず
またヨットでアメリカを目指したり…

こんなことする人は
私の周りには他に誰もいません

幸い、今回は無事に
アメリカ、サンディエゴに到着して
今朝『す・またん』に出てくれました
約2ヶ月の航海で
見た目はほとんど
日本昔ばなしの常田富士男さんか
怪談話の稲川淳二さんみたいになってました

ヒゲの長さを比べて見ると
いかに前回は短期間だったのかが
良くわかりました

はるばるアメリカからの中継で
こっちが祝福の言葉から中継に入ったのに
今、洗濯していて大変だ。とか
ここに無許可で入って中継してる。とか
相変わらず
訳の分からないコメントでした

おまけに
携帯の電池が切れそうやとか…
よくまあ無事に
アメリカまで着いたなぁと感心しました

また1週間後ぐらいに日本に向けて
再び一人で出航するらしいのですが…

おそらく
ヨットを売ると莫大な税金がかかったり
輸送すると料金がバカ高いので
それぐらいなら
自分で乗って帰ろう!
ということやと思います

周りの人間は、
とにかく
無事に戻ってくることを祈るしかないのですが
道楽息子を持った
父親の気持ちが良くわかります

おそらく御家族は皆さん
そんな気持ちでいらっしゃるでしょう

今後の肩書きは
ニュースキャスターとか
コメンテーターなどではなく
『冒険家』にした方が良いような気がします😅

それぐらいホンマに変わった人なんです(泣)