毎週土曜日お昼の毎日放送さんの
『吉本新喜劇』は
毎週録画して拝見している
現在、私のテレビライフで最重要番組です。

現在、業界人の自分が言うのもなんですが、
今のテレビ番組は、
井戸端会議的番組、学習塾的番組、
安直なロケで済ますことが出来る情報番組の雰囲気を出しつつ茶を濁す的番組がほとんどです。 
ま、ほとんどタレントさん頼みの番組ですよね。

昔、大好きだった番組は、
『シャボン玉ホリデー』『ゲバゲバ90分』
『全員集合』『ひょうきん族』『今夜は最高』など、
明らかにオモロイ台本があって、
複数の美術セットがあって、
照明も考えながら、
カット割りして、
スタジオで大勢の出演者、スタッフが協力しながら
撮影していくという作り方でした。
初期の『大阪ほんわかテレビ』は、
長時間かけて、そういう作り方をしてました。
経費削減の折、すっかりテレビ界も変わりましたねえ。
特に美術セットの数が大きく減っていると思います。
昔はシーンごとにセットがあった番組もありましたし。

昔は番組を見れば、テレビマンの実力もわかり、
見る値打ちもあったというものですが、
今のディレクターの仕事といえば、
リサーチとロケと編集ぐらいになってしまっているんじゃないですかねえ?
今は、名物ディレクターと呼ばれる人は
自分が画面に出てきて恐ろしい所に行くような人なのでしょうけど、
昔は番組の演出、制作で名を馳せた方が大勢いらっしゃいました。

おまけに、最近ではディレクターがやたらに
家庭用カメラみたいな機材を持ってカメラ回しっぱなしで、とにかく撮って、あとは適当に編集すればいいや!というような撮影の仕方までしていて、
たまにスタッフが見切れる東京の街ブラ番組で、
出演者たちの周りをカメラを持ったディレクターが
7人ぐらい一緒に歩いているのを見て呆れてしまいました。

そんな現状で、
笑わせて楽しんでもらう新喜劇という
お芝居のテレビ番組を作るために、
キャスティングして、台本、セット、衣装、メイク、小道具を考え、
セリフや動きを覚え、
劇場の大勢のお客さんの前で、
照明や音効や美術が対応しながら、
笑いをとるべきところでは、
きっちり音を録って、
それなりの絵を作らないといけない。
例えば、出演者全員がコケるシーンでは出演者全員が映る広いサイズの絵にしなければいけない、
このタレントさんが持ちネタのギャグを言う瞬間は、その人のアップを撮らなければいけないなど、
毎週やっているテレビの総合芸術的番組は
今は吉本新喜劇ぐらいしか無いと思います。

何せ、今はお笑いの番組でも、
やたらに演者さんの持ち時間が短かったり、
おまけにロクにわかってないであろうディレクターが
ヘタに編集したり、勝手に字幕を入れたりなど、
めちゃくちゃです。
M1が盛り上がるのは、通常番組で本格的な演芸番組が無いせいだと思います。
今、ゆっくり演芸を見せてくれるのは
BS朝日の『お笑い演芸館』ぐらいではないでしょうか?
昔は、我が社もお笑いネットワークというお笑い番組をやっていて、私も携わっていたのですが(泣)

そんな私が毎週拝見している吉本新喜劇で、
?五年前?からぐらいですかねえ?
川畑さん?辻本さん?の班でしたかねえ?
冒頭のシーンなどに、
ん?なんか?可愛らしい人がいるなあ〜と
思って拝見してました。
そんな中、島田珠代さんの持ちネタで、
珠代さんが、訳の分からない言葉を大声で叫びながら、軟体動物のような異常な動きを30秒ほど行い、
周りにいるマトモな役の出演者に同じようにやってみろ!というパターンのネタがあって、
やらされる人は、めちゃめちゃ往生するのですが、
なんか可愛らしい人がいるなあ〜と思っていた
その人が指名され、やらされることに。
え!?こんな人には全く無理やろ、
ど、どないなるんやろ?と恐る恐る見ていたら、
ほぼ島田珠代さんと同様のテンションで
セリフも踊りもやりきって、
それはそれはお見事でした。
これを見て、一発で惚れました。
こ、これはあかん!と、すぐに検索をして、
新喜劇メンバー全員の写真を見ながら捜索し、
小寺真理さんという名前を知ることが出来ました。

余談ですが、
以前、フジテレビの『ワイドナショー』で山崎さんという女性アナの方が、いきなり周りの出演者に
「やれ!」と言われてやった『コマネチ』のキレの良さに驚きました。
足の広げ方、足を曲げる角度、股関節にもっていく手の角度、手の形、手の早さ、手の動き、背骨の角度、首の出し方、顔の表情、実に素晴らしいコマネチでした。
ビックリしました。
おそらく、過去の女性アナで、ここまで見事な素晴らしいコマネチをいきなりフラれて全国ネットの番組で出来る人を私は見たことがありません。
これだけのことが出来る人であれば、
今後おそらくフジテレビで出世していくのであろうなあ?と思いましたが、その私の予想通りになっているようでなによりです。

島田珠代さんギャグ対応の一発で惚れてしまい、
密かに「今週は小寺さん出はるかなぁ〜」などと
陰で応援しているだけで充分に幸せだったのですが、
うっかりすまたんスタッフに喋ってしまい、
そのおかげでチョコチョコと小寺さんと接触出来る機会が出来てしまいました。 

ラーメンフェスタにいきなり小寺さんが来てくださったり、私がこっそりとロケで吉本坂の握手会の小寺さんのブースに行ったり
こういう時だけは、
ホンマにアナウンサーになれて
良かったなぁ〜と思います。

当初は、新喜劇で少し見られるぐらいだったのですが、最近は吉本坂に入っていただいたおかげで
色々な小寺真理さんを拝見出来るようになりました。
一応、選抜選挙の時は、毎日、吉本坂サイトで
小寺さんに投票してました。
おまけに、昨日はテレビ大阪のドラマで
和服を着て真面目な芝居で出演されてましたし、
サーシャさん同様、小寺さんも
『森ちゃんと絡むと何故か出世する説』の
お一人だと言っても過言では無い気がいたします。
今後も、歌って踊ってお芝居も出来るマルチタレントさんとして頑張っていただきたいものです。

そんな小寺真理さんは
とっても良い人なんです。
わざわざ、自筆の手紙まで添えて下さって、
小寺さんの写真がジャケットに載ったアルバムを
会社に送って下さりました。
ホンマに有り難いです(泣)




アルバムですが…
さすが、秋元康さんでし♫た〜
『不能ではいられない』
タイトル通り濃い目のラブソングでした。
曲のアレンジはめっちゃカッコイイです。
DVDがめちゃ嬉しかっ♫た〜です!
でも、歌と踊りは良いのですが、
接吻シーンが多くて(泣)