以前、映画、ドラマでは洗脳が難しいと書きましたが、アクション物のドラマを観ていて考えが変わりました。

CIAが活躍するドラマですが、その中でロシア、旧ソ連が徹底的に悪者として描かれています。

他にも南米、中東、アフリカ諸国、これらをほぼ悪と見なしています。

日本人一般の認識は、アメリカは世界の警察で悪を憎む正義の味方です。

これは、日本人の認識で世界では反対の認識が多くあると思います。

いや、数から言えば、世界の大半はアメリカを正義の見方だと思っていないと思います。

なぜなら、単純に戦争が終わらないからです。

警察だというなら終わって良いはずですが、いつまでも揉めています。そして、新たに起こる戦争もあります。明らかにおかしなことです。

そして、ドラマはロシア、中東に原因があるという筋書きばかりで、アメリカは悪くないという主張です。

本当にそうでしょうか。

戦争が終わらないのは誰かが武器を供給しているからで、製造している最大国はアメリカです。

武器商売で国が潤っているのは衆知の事実で、アメリカのGDP世界一に貢献しているのは間違いありません。

穿った見方をすれば、武器を売るために戦争が終わらないのかもしれません。

おそらく、決定的な証拠はないと思いますが、素人が考えて導き出せる論理です。

その論理で考えれば、ロシア、中東を悪者にして戦争を継続している、となります。

ならば、彼らを悪者にして観ていると、本当に彼らが悪い奴らだと洗脳されるかもしれません。

現在のウクライナ戦争での悪者ロシア。

過去のベトナム、中東、イラク戦争。

その前の我が国が悪者とされる大東亜戦争。

全て武器を売るための犠牲になったのではないでしょうか。

ドラマの中で描く人物像に洗脳されていないでしょうか。

イスラムは本当に悪の枢軸なのでしょうか。

アメリカが作るドラマは面白いので観てしまいますが、それによる洗脳には注意が必要です。