2022〜2023シーズンのPOGは、散々な結果に終わりそう。指名した10頭でわずか5勝止まり、近年最低の成績。目指すダービーにも、皐月賞6着のシャザーンが賞金面で出られるかどうかというところ。出られれば贔屓目ではなく面白いと思うのだが…。というわけで、早くも来年の春クラシックに目を向け週刊ギャロップ臨時増刊「丸ごとPOG2023〜2024」を入手してPOG新シーズンに備えている。

 

 

まだページをパラパラっとめくっただけで、吟味するまでには至っていないが、ダイワスカーレットの仔(父ロードカナロア)が気になって仕方ない。名前はグランスカーレット、実はこれが産駒初の牡馬ということで、なかなか勝ちきれない姉たちと違うタイプに出ないものかと根拠もなく期待している。この馬でクラシックへ?というほど自信があるわけではないが、まだ余力を残して繁殖に上がった名牝、1頭くらい大物を出してもいいはずだ。10頭の指名馬のうちの1頭はコレで決まり、残りの9頭についてはまだこれから新シーズンに臨むスタンスを決めてからということに。少なくともダービー前週のうちには決めておきたいと思う。

 

今までは、牡牝ともにクラシック狙いだったり、ダートや短距離向きの馬を入れてより多くのカテゴリーでポイントをゲットしたいとか、馬の適性に合わせるとこが多かった。さて今年はどうしよう?今までもそうだが、私の参加するPOGの期間はダービーの翌週から翌年のダービーまで。できるだけデビューが早そうな馬、遅くても11月の初めくらいまでには選んだ10頭全てがデビューできるようなラインナップにしたいと思っている。

 

ただ闇雲に仕上がり早の馬を見つけ出そうとするわけじゃない。やはり基本は血統、そこには思い入れも。新種牡馬レイデオロとディープインパクト牝馬の配合の馬は必ず入れたい。さらに久しぶりに米国からやってきた超大物種牡馬ブリックスアンドモルタルの産駒も外せない。そして繁殖牝馬にも目を向けるが、これまでレーヴドスカー、シーザリオ、シンハリーズ、クロウキャニオンに古くはグレースアドマイヤなどにこだわってきたが、ここ一、二年これはと気にすべき牝馬がいない。結局母父ディープインパクトという馬が中心になるのだろうか。

 

と、今年の指名馬探しが始まるわけだが、その目標は?

「全10頭新馬勝ち」とする、クリアできればローテーションを妄想するのが少しは楽しみになる。