古い競馬ファンにとって、「有馬記念が終わっても大井がある」は合言葉のようなもの。大井の東京大賞典(Jpn1)が終わって、やっと年越しということになる。できれば、馬券を当てて終わりたいものだと思うのだが、何故かなかなか当たらない。JRA所属馬の3〜4頭を拾えばいいのに、そんな安い馬券は買っていられないと、スケベ心が働いてしまうからだ。今年はなんとしてでも当てに行く、1日1レースだけなら、1点買いなら2倍でもプラス収支で終われるのだから。

 

ならば、話は簡単、JRAの実績上位馬3頭の3連複でも買っておけばいい。しかし、その3頭そこまで信用していいのだろうか?例えば、ゴールドドリームは予定のローテーションに狂いが生じた上での出走になる。それにケイティブレイブも、前走の惨敗が不可解、実績を考えればあまりにも負け過ぎだ。強い3歳世代のオメガパフュームは、現状の安定味では一番かもしれないが、あっさり勝ち切るほどの強さを感じたことはない。そんな3頭の3連複、それでもかなりの確率で当たるような気はしているのだが…。

 

一応他も当たってみる。JRA勢では、アポロケンタッキーにクリソライト、3連勝中の3歳馬エイコーンなどがいるが、どれもアテにはしづらい。馬券に検討したいのは地元大井の3歳馬モジアナフレイバー、もちろんコース馴れしているだけで、中央の一流馬と好勝負できるとは思っていない。一番の評価ポイントは前走、大井の千八古馬相手の重賞で1分53秒7は、斤量の恩恵があったにしろ決して悪くない。

 

(結論)

◎オメガパフューム

◯ゴールドドリーム

▲ケイティブレイブ

△モジアナフレイバー

今年の3歳世代は強い、◎はすでに古馬との対戦も経験し、それなりに結果を出している。今年はルメール一色の一年だったが、デムーロ兄にも意地があるだろう、期待したい。◯▲は、このメンバーで大きく負けることは考えられない。△も◎と同じ3歳馬、この秋も充実一途、さすがに勝ち負けはきついと思うが、馬券圏内にならとさらなる上積みに期待する。馬券は◎◯▲、◎◯△の3連複2点にするか、あるいは◎◯△、◎▲△の3連複か、やっぱりオッズを気にしてしまう。もし1点に絞るとしたら▲を外すことになるだろう。