今年の桜は、どうやら全国的に遅めだったらしい。そして近い将来、南九州あたりでは桜が咲かなくなるかも?などということも耳にした。どうやら気候変動による影響らしい。

 

☆米朝チキンレース?

チキンレースという言葉が当たるかどうかは甚だ疑問だが、戦後初めて日本の国土が攻撃されるかも?そんな事態になっている。米軍は日本海に空母カール・ビンソンを配備、威嚇なのか、それとも抑止なのか、その意図は我々一般市民にはわからない。それよりもっとわからないのが、北朝鮮の本心だ。金正恩の肉声は全く伝わって来ない。同じ政治体制の国のトップなら、ある程度は読むことも出来よう。血縁者を含む100人以上の粛清を実行するような独裁者の本心など、想像すらできない。もし万が一、彼の行動がキチンとした政治力学によるものではなく、それが被害妄想に由来するものだったら?いまだ北の核は実用段階にはないという、それならばまず一度、このレースの当事者である米朝首脳による対話の機会など設けられないのだろうか?即それが問題決着にはならなくとも、発せられる言葉が全て本心ではないとしても、少なくとも肉声を聞くことはできるし、顔色を窺い知ることもできる。

 

☆相次ぐ閣僚の辞任

重婚やストーカー疑惑で中川政務官が辞任、そして「あっち(東北)でよかった」発言で今村復興相は事実上更迭。まだまだ他にも危うい人もいる。国会での答弁を見るかぎり、金田法相も、致命的な失言こそないものの、明らかに資質に欠けている。もう少しさかのぼれば稲田防衛相も、そのポストは荷が重い、素人目にも明らかだ。そんな危うい内閣なのに、いまだにその支持率は悪くない。いかに野党がだらしないかに尽きる。まずは追及が甘すぎる、官僚にもまともに相手にされない野党議員たち、いったい野党の、特に国対委員たちは何をやっているのだろう?支持率の高い内閣を叩くことを恐れているようにすら映る。テレビやSNSでいくら吠えたところで、国会の場で追及が腰砕けになるようでは存在価値がない。一気に議席を増やし過ぎた自民党は、若手議員に対する教育が出来ていない。GW中の海外視察を最小限に?当たり前のこと、なったばかりの国会議員が、いったい何を視察しに行くことがあるのか?多少カネを使ってもいい、軽井沢かどこかに一週間缶詰で勉強会、いわゆる身体検査などをしっかりとやるべきなのでは?

 

☆セルヒオ・ガルシアがマスターズで初のメジャータイトル

ずっと応援していた彼がとうとうマスターズ制覇、久しぶりにじっくりとテレビ中継を観た今年の大会、面白かった。あらためて信賞必罰が実現された試合だった。上位に入った選手は4日間でダブルボギー以上を打たなかった。たった一つでもダボがあるだけで、どんなビッグネームも最後まで優勝争いに絡むことができなかった。ガルシアが優勝を引き寄せたのは15番ホールでのイーグル、素晴らしいセカンドショットにご褒美が与えられたという見方でいいと思う。予選の二日間は風が強かったが、決勝ラウンドは快晴微風の下で行われた。マスターズらしい試合展開、そしてオーガスタの美しさを満喫することができた。

 

そして個人的には反省すべき一か月だった。これは今年に限ったことではなく、事の大小は別にして、どうもこの時期はポカをすることが多い。気の緩み、普段は気にしないストレス?一日の中だけでも、なんだか無気力な時間があったりするのもいつもこの時期だ。そうか、だから皐月賞は相性が悪いのか?いや、桜花賞は相性がいいし、そうなるとハッキリ原因がわからない。来年の4月は、もっと休みを取ろう、だらだらした日常にオンオフのケジメをはっきりとさせよう。そんなことを毎年のように思うのが4月だ。