160220ウェブ進化論

2006年2月27日、私は本ブログへの第一回投稿を行いました。もうじき10周年を迎えます。
http://ameblo.jp/takeshi10kakinuma/archive3-200602.html
10周年を振り返り、3つのことを話したいと思います。一回目は「ブログを始めたきっかけ」です。

実は本ブログの前に1回ブログに挑戦したことがありましたが、長続き出来ませんでした。当時、WEBは不自由なく使っていたので、新しいブログというものに興味を持ったのが理由でした。また、エキサイト山村社長(当時)からも薦められたのも理由の一つでした。しかし、続きませんでした。

「匿名で行っていたこと」「テーマがあいまいであったこと」「自分が情報発信するに値しない内容」等、とにかく続きませんでした。

2006年1月。東京駅前にある丸善書店で「ウェブ進化論」を購入、読破し。同書から刺激を受け再度ブログを始め、そして今に至っています。

1.同書に「人と初めて会う際、その人のことをWEBで事前に調べることは当たり前となった」「WEBで名前を検索し、何も出てこないのは、何もしていない人か、悪いことをしている人である」。そんな内容に刺激を受けました。当時、自分の名前を検索しても何も出てきませんでしたので。
なので、「実名で書く」「当時社長をしていた自分の挑戦をリアルに書く」「書いていることを社員に公表する」ことを自分に課してスタートを切りました。

2.「自分の名前を検索、ブログのページが出てきたら、皆に公表する」つもりでしたが、想定以上に早くグーグルで検索されました。なので1ヵ月後にはリーダーズミーティングで公表したのではなかったかと記憶しています。
ブログを書き初め、印象に残ったことがいくつかありました。
・なかなか顔を合わせることが出来ない社員アテンダントの方たちとも、ブログを通じてコミュニケーションが取れるとわかったこと。
・文章を書くという作業は、自分の中でインプットとアウトプットが必要であり、大いに勉強になったこと。自分自身を成長させてくれたこと。
・ブログにて情報発信したからこそ、逆に良い情報が入って来たこと。

3.しかし、社長を退任し、自由にブログを書けなくなり、スタートからの状況は変わっていきました。しかし、ブログの更新は何とか続ける、ブログは自分の名刺代わりである、という考えに変わりはありませんでした。

尚、久しぶりにきっかけとなった「ウェブ進化論」を読み返しました。今でも示唆に富む内容ですが、きっかけとなった「WEBで名前を検索し、何も出てこないのは、何もしていない人か、悪いことをしている人である」という文章は見当たりませんでした。著者である梅田望夫さんの他の文章であったか、今となっては定かではありません。しかし、本書がきっかけを作ってくれたことだけは事実です。

10年前にブログを始め、10年間続けることが出来たことは、素直にうれしく思います。