今回ロンドンで一番印象に残ったのは「Wagamama」でのお客様の様子でした。なぜなら、勢いがあるお客様で賑わっていたからです。

1.お店は高級住宅街の駅前、東京に例えてみれば国立駅前にある綺麗な店というイメージでしょうか。そこに、いくつかのカテゴリーに分かれるお客様で賑わっていました。
(1)幼稚園帰りのお子さんを連れた若い主婦の皆さん。
(2)翌日から休みに入るため、学校の打ち上げで来ていた女子高生の団体20名。
(3)地元の裕福そうなご夫婦、その仲間。

2.上記のお客様は勢いのある店しか行きません、特に(1)(2)はそうですね。一番流行に敏感で、一番こだわりのある層です、その方達が集まり賑わっていたのが印象的でした。そして何より一番は「子供」です。マクドナルドは「子供」をターゲットとしています、なぜなら、「子供の時に親しんだ食事は大人になっても食べ続けるから」です。今回の様子を見て、日本食が英国でも長く根付く実感を持ちました。

3.しかし、値段は決して安くなく、味も日本人からすると美味しくありません。値段は@15ポンド(約2千円)/人です。味は「まずい」と言ってもおかしくないくらいです。しかし、現地の方が支持する味こそ、一番大切です。サイゼリア正垣社長の言葉「美味しいから繁盛するのではなく、繁盛しているから美味しいのである」を思い出しました。

いずれにせよ、「現場」に行かないとわからず感じられないことだらけでした。

これからも「お客様が答えを持っている、現場にしかヒントはない」を実践続けます。

http://www.wagamama.com/