「戦略的BPO活用入門」を読みました。この流れからは世界の誰も、もちろん私自身も逃れることが出来ない、逃れることが出来ないのであれば、BPOを理解し、活用しなければいけないと、矢印を自分に向ける良い機会になりました。


1. 結論
尚社長が「おわりに」で書かれていた「BPOの本質はChangeへのChallenge」、「BPOはコスト削減だけでなく、企業変革を促す有効な手段となる」という言葉に深く共鳴しました。私たちは会社の中でこのChangeへのChallengeに日々取組んでいますが、正直なところ中々うまくいっていません。今日のミーティングが私たちのChangeへのChallengeの促進、そして、貴社の今後のビジネスのヒントと出来れば光栄です。


2.BPOに関するカテゴリー分類
(1)営業・マーケティング・カスタマーケア
顧客サービス、顧客分析、コールセンター、カスタマーインフォメーションサービス
(2)ロジスティクス
在庫管理、倉庫管理、生産管理、受注業務、購買調達業務、運送、流通
(3)会計・総務
文書管理、請求処理、クレーム処理、売掛金管理、買掛金管理、総勘定元帳、会計処理サービス


3.BPO定義
BPOとは企業活動に関連するアウトソーシングである。組織が特定の業務プロセスについて、これらの業務を専門にする第三者に外部委託することである。


4.フェーズ
(1)戦略:アウトソーシングの目的と範囲を定義して、実現可能性を決定する。
(2)定義:ベースラインとなる基準を検討し、ベンダーに要求するサービスレベルを設定する。アウトソーシングする業務と、社内に残す業務との関係を明確化する。
(3)移管
(4)実行管理:移管された業務をコントロールする。


5.キャリア形成
(1)可能性にフォーカスする:将来の可能性をより良く考え、自社の強みを発揮する。
(2)グローバルエコノミーに対峙する:変化の流れに乗る。
(3)グローバルプレーヤーになる:
(4)変化に対して柔軟でオープンである:
(5)チャンスを見逃さない


今日、本書を翻訳された㈱InfoDeliver 尚社長と面談する機会に恵まれました。BPOを百例されている尚社長の話は経験に裏付けられた迫力を大いに感じました。また、目からうろこが出るアドバイスも頂きました。今後も、機会があれば、ぜひ情報交換を続けたいと思います。また、今回はチャンスが無くても、リーダーとしてBPOを自社の変化に挑戦するためのツールとして活用することをどこかで必ず行いたいと思います。


不惑のMBA格闘日記 "Problem Solver's Challenging Diary"-101221戦略的BPO活用入門