今朝の朝日新聞22面に興味深い記事が出ていました。題名は「スペイン流 先生はオランダ」、サブタイトルは「クライフの攻撃サッカーを継承」です。


オランダのスーパースターだったヨハン・クライフは1974年ワールドカップで全員攻撃、全員守備の「トータルフットボール」をチームリーダーとして支えた。クライフは指導者としても自ら体現した「美しいサッカー」を追い求め、最も影響を与えたチームがスペインのFCバルセロナであった。91年から4年連続国内制覇し、クライフが去った後も、バルセロナはユースの下部組織で一貫してパスを中心とした攻撃的サッカーの指導を続けている。


引用を終わります。今度決勝を戦う両国が強く結び付いているのは非常に興味深いと感じました。そして、もうひとつ、この記事はビジネスにも大きなヒントがあると考えます。


「自分の理想とするビジネスは、実現出来る環境があれば他国でも構わない」という考え方です。


1.自分が行いたい理想のビジネスを考えた場合、国内市場にはチャンスが無い、あるいは成長余地が無く大きくなる機会が無いかもしれません。


2.そうであれば、他国で戦えば良いのです。オランダのスーパースター クライフがスペインで指揮を執ったのと同様に、中国、インドネシア、タイ、ベトナムで追い求めても良いのです。


3.サッカーでは海外に移籍するのが当たり前です。であるなら、ビジネスであっても他国へ移籍する、プレーヤーとして、あるいはマネジャーとして他国で戦っても良いのです。


私は今MBAでビジネスを学んでいます。豪州の大学院ですし、やはり、MBAの源流は米国です。しかし、そこから真似をするのではなく、そこかあら学び、消化し、そして21世紀の日本型ビジネスを作り上げるのが目標です。


「ベトナム流 先生は日本」。


15年後のビジネス誌に取り上げられたら面白いですね。