オリナス・ピエトロ錦糸町店のグランドオープンの一日がフィナーレに近づいています。
ただいま21時40分を過ぎたところですが、映画帰りのお客様が数組まだウェイティングして頂いています。
本日いらして頂いたお客様に心より御礼申し上げます。
今日一日考えていたこと、テーマはばらばらですが3つ書きたいと思います。
「涙」「リーダーという仕事」「人間の大きさと小ささ」の3つです。
1.涙
オープンの挨拶をしているとき、目頭に熱いものがこみ上げて来ました。アテンダントの皆さんは驚かれ
たと思います。社員の皆さんは「またか」と思っていることでしょう。
社長になって話しながら目頭が熱くなったのは5回目くらいかもしれません。
格好良くはないですけど、それだけ真剣に仕事しているんです。自分自身の仕事のことで熱くなれるの
は充実していることの証と思っています。
2.リーダーという仕事
店がオープンしたら私は何も出来ません。ふと「戦争のときのリーダーはどのような心境なのか?
山本五十六はどのような心境だったのか?」という思いがよぎりました。
リーダーは人を動かすことが仕事です、戦いが始まるまで、作戦を立て準備をし、ヒト・モノ・カネを
整備することが仕事です。
良い経営者は必ず先行指標管理をしている。高畑省一郎先生の本の言葉の重みを感じました。
3.人間の大きさ・小ささ
セイコー工場が閉鎖されて9年、見事にこの土地が生まれ変わりました。無から有を生み出す人間の
力の大きさを実感します。
夕方、事務所へ一旦戻りました。表参道の駅を降りるといつもと全く変わらない風景がありました。
「オリナス?何それ?」と皆さんの顔に書いてあるようでした。私がいくらいろんなことを感じ、感動しても
所詮一人の人間は小さいもの、多くの人から見たら取るに取らないもの。
大きさと小ささを感じています。
2006年4月20日。39歳の一日。社長としての一日。
今日という日を生きることが出来たこと、充実していること、心から感謝します。
ありがとう。